ディスクリオペアンプA10基板の投入
お気楽オーディオキット資料館で領布しているDAC1242-2は、オペアンプに相当するアナログ回路の部分が独立した基板になっており、同種のディスクリオペアンプ基板と差し替えができるのが面白い。
今回、気になっていたディスクリオペアンプ基板A10(バッファーにLME49600を使用した電流帰還アンプ)を作成して入れ替えしてみた。
部品数も少ないうえ、ディスクリート部品なので大した手間も無く完成。
面倒なのはLME49600をアースに止めるところぐらいか?(容量の大きいハンダごてが無いとなかなか大変。)
帰還抵抗は無難な1kΩにして、DAC1242-2に装着。
おおっ音が出た(笑)…ありゃ?LME49600が発熱しとる(爆)
音は出たものの、LME49600を触ってみると熱いと感じるぐらい発熱しているうえ、デジタル入力のノイズが乗っかっている…これは発振かな?
120ΩのタクマンREYが丁度4本あったので、A10基板の入力のパターンを4箇所カットし、抵抗をハンダ付けして再度電源ON。
今度は、LME49600は生ぬるい温度に収まり、ノイズの回り込みも無くなった。
さて本格的に試聴…おおっ、こっちの方が音の鮮鋭度が高い感じ…しかもエコー成分が非常に気持ち良い。
かっちりとした感じのA11基板も悪くはないが、個人的にはこっちだな。
う〜む、これだけ音が変わると、もっと基板揃えて試してみたくなるなぁ…(^^;)