小学館が「週刊少年サンデー」のiPhoneアプリを出すそうだ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100616_374659.html
要するに、電子コミックのブラウザを無償で提供して、電子コミックデータをダウンロード販売しようというのだが、問題なのはその値段。
450円って、コミック代金+スキャン代(電子化代)か?
実際は、印刷会社や流通、書店に配慮した価格で、もしかするとこれが売れるとそれらの会社にペイバックがあるのかもしれない(笑)
表向き著作物の価値は不変の物であると言いたいのかもしれないが、旧作のうえ電子コミックとして特殊な処理もしていない物を、新品のコミックス代金以上の価格で売ろうとする姿勢は明らかに後ろ向き。
後ろ向きなくせに、手持ちの本のPDF化サービスに著作権がどうのとちょっかいを出している。
そんなことするぐらいなら、せっかく作った書店からの返品ルートを活用し、出版社自身が、自社の書籍+100円ぐらいで書籍と電子書籍の交換サービスでも始めれば良いのに。
本屋に手持ちの書籍(中古)とメディアを持ち込み、手数料を払う事でメディアに手持ちの書籍の電子書籍版を書き込んでもらう。(もちろん電子書籍はiPad等でも綺麗に見れる高解像度版ね。)
書籍はカバーだけユーザーに返して書店が回収、返品ルートで出版社に返品、出版社は回収した書籍をリサイクル。
印刷会社には、原稿の電子化の仕事を回せばよい。(できれば絶版本優先でね。)
汚れた手持ちの本をスキャンしてもらうより綺麗な電子書籍が、さして高く無い金額で手に入るなら、手持ちの書籍を電子化したいって層には結構受けると思うんだけど?
当面の間はこれで食いつないで、その間に今後を模索すれば良いしね。
ちなみにこのアイディアの権利は放棄しませんので、ぱくっちゃだめよ?(笑)
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