XMOS USB Audio 2.0 Reference Boardは、コンパクトで高品質のDDCとして非常に快適であるが一つ問題点があった。
USBをバルク転送デバイス(例えばハードディスク)と共有し、そのデバイスから音楽データを読み込んで再生すると(大した転送量でも無いのに)ブツブツ音切れが発生するのだ。(個々の環境の問題もあるだろうけど。)
まあUSB2.0のデバイスであるから、極力1コントローラ1デバイスという使い方が良いのだが、ノートPCとか資源の制限のあるPCで外付けHDDと同時に使えないのは結構痛い。(内蔵HDDやLAN経由では問題無いので、USBバスの問題であるのは間違い無い。)
ノートPCだけならともかく、実家でトランスポートとしても使っているEPSON Endeavor NP11でも発生するので、そのためだけに実家にもNASを入れようかと思っていたぐらいであった
ただこれはXMOSも把握していたようで、先日書いたようにバレンタインのプレゼントとして(ちゃうちゃう)、バルク転送デバイスとのバス共有の処理に手を入れたファーム3.1が上がっていた。
「ほら、試してみろよ」言っているのは間違い無い(自意識過剰)のでそれを適用してみる事にする。
いつものごとくファームアップの準備をして、
Desktop Tools Promptを起動してxflashコマンドでファームアップ。
めでたくファームは3.1に。
さてノートPCで同様の状況を構築して実験。
…おおっ、今まで発生していた音切れが発生しないぞ。
さすがに、人間が割り込んで外付けハードディスクを操作してるとたまにノイズが入る場合もあるが、それでも今までよりは格段に安定している。
うちの環境では、割り込みを発生させなければ、バックグラウンドでUSBハードディスクから巨大ファイルをコピーしていても音切れが発生しない。
いい仕事しますな>XMOS
これで、実家でも問題無く再生出来れば万々歳だな
syuさん、こんばんは。
clock交換中にxmosの基板を1枚壊してしまって、予備の基板が手に入るまでバージョンアップは見合わせようと思ってましたが、
>ハードディスクから巨大ファイルをコピーしていても音切れが発生しない。
という事なので3.1にしました。1.7から3.0では音の変化は感じませんでしたが、1.7から3.1では音は結構変わりますね。予備の基板が来たら比較してみようと思います。
ところで、あるサイトにAyra QB-9をLinuxにつないだときのdmesgがあったのですが、
>[ 9175.194153] usb 6-2: Product: Ayre USB Interface
>[ 9175.194158] usb 6-2: Manufacturer: Ayre Acoustics
>[ 9175.194164] usb 6-2: SerialNumber: (C) 2010 XMOS/Wavelength Audio
>[ 9175.194352] usb 6-2: configuration #1 chosen from 1 choice
ということらしいです。
それでは
yanさん
クロック換装失敗しちゃいましたか(^^;)
うちもやろうと計画はしてるんですが、先にやる事がたまっちゃってて、もうちょっと先になりそうです。
その前に、もう一枚注文しないとなぁ…。
ファームは3.1にすると結構音は変わるようですね。
phoeniciaさんのとこは、1.71に戻しちゃったとか。
http://phoenicia.at.webry.i…
うちは、メモリバッファDAIか駄耳のおかげで、特に変化が無いようで助かってます(笑)
しかし、ayaもXMOSだったんですね。
まあ、最近出たUSB Audio Class 2.0対応のUSB機器の多くはXMOSのようですし、早く大量に出てきたのは、XMOSのおかげかな?
syuuさん
はんだくずが接触してたみたいで、USBのレシーバーICを壊してしまったようです。これはQFNパッケージでどうやってもとれませんでしたのであきらめました。IC自体はdigikeyで200円程度なんですけど。
あおる訳ではないんですけど、クロックをNDKのものに交換したら全く別物になりました。もっとも、syuuさんの場合はメモリバッファがあるので効果は無いかもしれませんが。
>その前に、もう一枚注文しないとなぁ…。
いま、 digikeyで品切れなんですよね。早くはいってこないかな。
yanさん
>どうやってもとれませんでした
QFNパッケージなら、コテライザーがあれば、先端をブロワーに換えて炙ればピンセットで外れますよ。
ライター式のガストーチでも可能かも知れませんが、熱風が絞れないので、他の部品も溶かしちゃうかも=:[
>クロックをNDKのものに交換
低位相ノイズということで今流行?のNDKのヤツですね
ちっちゃいのではんだ付けが難しそう:ase:
と言いつつ、チップワンストップに見積もり出してたりして(笑)
数が揃えば、ハンダ付けし易いのをNDKに発注出来るんでしょうが、何個単位から売ってくれるのかなぁ?
ちなみに、メモリバッファが搭載出来ないDAC作成の計画もあるので、結構換装に乗り気だったりします:wink:
>digikeyで品切れ
在庫になったら、私ももう一個発注する事にします:!:
syuuさん
>QFNパッケージなら、コテライザーがあれば、先端をブロワーに換えて炙ればピンセットで外れますよ。
えっ、こんなのがあったんだ。熱収縮チューブの処理にも使えるし便利そうですね。基板を結構汚しちゃったんでおそいかもしれないけど、試して見ます。
>低位相ノイズということで今流行?のNDKのヤツですね
ちっちゃいのではんだ付けが難しそう
両面テープで机に固定してリード線をだすやりかたが確実のようです。
先日、型番の末尾がSBで終わるタイプ(大きさは同じ)で24Mhzのものが50円でした。(他の周波数は500円)もし、まだ50円で買えるなら練習用に買っておくといいかもしれません。
コテライザーAutoMiniは愛用してます。
SOPサイズまでなら、これ一本です(笑)
電源ケーブルがないので、取り回しが楽ですので、一本あると便利ですよ:wink:
ええっ、SBの方が周波数精度は高いじゃないですか、それが500円なら欲しいですぅ!!
22.579200Mと24.576000Mと11.289600Mと(爆)
でどこで売ってるのかそっと教えてください:ase:
syuuさん
>でどこで売ってるのかそっと教えてください
chip1stopで買いました。
いま確認したらSBだと24.576しかないみたいです。見積もりをとるとこの価格ではないかもしれません。期待を持たせて申し訳ありません。また、SBの24MHzも500円になってますね。
50円のいきさつはSDタイプの24,48MHzを見積もり依頼したら、代替品としてSBが提案されその値段が24Mhzだけ50円になってました。(今月の話しです)
>ええっ、SBの方が周波数精度は高いじゃないですか
syuuさんのおしゃっているのは発注番号が
NSA3415C( ±30×10-6)やNSA3415D(±20×10-6)のものだと思いますが、これの見積もりを取ったことはありません。上記の話しはいずれもNSA3415E( ±50×10-6)の話しです。
あと、SDの22.579200Mが在庫無しということで見積もりもしてくれません。
ちょと補足します。
私がXMOSに載せ替えたのはSDタイプで発注番号がNSA3449C(±30×10-6)のものです。各周波数とも1,500円で納期が45日かかりました。
在庫が無いのはこのタイプの22.579200Mで同じ周波数でも別のタイプのものはあるかもしれません。
yanさん説明ありがとうございます。
説明とデータシートを見て納得しました。
同じNZ2520SBやSDでも後ろの発注番号で周波数精度違いがあるんですね、なかなか紛らわしい:ase:
でもって、手元のchip1stopの発注番号を見てみると、
22.579200M
24.576000M
11.289600M
全てNZ2520SD-NSA3449Cでした。
ということは、±30×10-6品って事ですね:!:
syuuさんこんばんは
コテライザー購入しました。簡単にQFNのICを取り外す事が出来ました。その前にハンダゴテで無茶をしたのでパターンが一部損傷していましたので、基板の修復はあきらめました。
しかし、コテライザーは今後重宝しそうです。便利な物の紹介ありがとうございました。
ところで、分け合ってphase techのUDIF7を購入しました。クロックはNDKのNZ2520SDがついてました。NDK換装のXMOSと同傾向の音に感じられます。やはり、DDCみたいなのはクロックがかなり音を支配するんですかね。
yanさんこんばんは
コテライザー購入おめでとうございます。
なかなか便利でしょ?:wink:
基板の方は残念でしたね、でも次はコテライザーがあるから大丈夫:-P
意外に知られていないので、コテライザー普及委員会でも作るかなぁ?(笑)
UDIF7はなかなか面白そうですね、NZ2520SD搭載のXMOSと同傾向と言う事は、マイコン使用のDDCの場合、実装がさほど変わらないのなら、マイコン類の違いより、クロックの質の影響の方が大きいんでしょうね。
ではではまた〜