メモリーバッファを使う訳

私が使用しているDACには、基本的にメモリバッファが積んである。(実はBuffaloIIも予定中、笑)


何でメモリーバッファを積むのかというと、実は音質云々以前にめんどくさいからというのがある。
オーディオというと、最終的な結論が聴く人間に依るところが多いため、とかくオカルトが入り込んでくる。
PCオーディオでも、
・リッピングしたドライブによってwavファイルの音が違う。
・可逆圧縮より非圧縮の方が音が良い。
・ファイル名は英語の方が音が良い。
・ハイスペックなPCの方が音が良い。
・再生ソフトをコンパイルするコンパイラで音が変わる。
・デジタルケーブル(USB、1394、LANケーブル等、S/PDIFのケーブルは除く)で音が変わる。
・ハードディスクよりSSDの方が音が良い。
等々ある。
個々に突っ込みする気はないが、限定条件で正しいものもあるし与太もある。
少なくとも、再生ソフトやDDCで音が変わる(ビットパーフェクトであっても)のは周知の事実であるが、個人的にはこれらを検証してる時間があったら他の事をしたい…っていうか、そもそも本来の目的は「手軽に良い音で音楽を聴きたい」ということであって、究極の音質を追及する事ではない。(DAC作成は、作る喜びという別の楽しみがあるので別腹、笑)
ではできるだけ手を抜く(笑)にはどうすれば良いか?と考えたところ、DAC前で一旦バッファリングして、独自のクロックでDACに送り出せば、前段の変動要因を排除できるんじゃないか?と思い付いた。
で、そのような物が無いか調べたところ、丁度頒布されていたのがElectrArtさんのところのSDRAMメモリーバッファDAIで、それを手に入れて使ってみたところ、見事にハマったというわけだ。
結論からいえば、メモリーバッファDAIがトランスポートと同じ働きをするだけであり、メモリーバッファDAIに相当する物(最近では、SDTrans192が流行だが)の違いによる音質差や、DAIからDACに至るケーブルの変化による違いは十分考えられ、根本的問題が解決するわけではない。
ただこれにより、メモリーバッファまでビットパーフェクトで送り出しできるのであれば、その前のトランスポートに何を使おうが、一定の音質が確保できる訳で、ものぐさな私にはピッタリ。(笑)
しかも、様々なトランスポートやケーブルを試すよりは、お財布に優しいし(爆):wink:
とまあ、こんな訳である。:ase:

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