さて、PCをトランスポートにするの続き。
トランスポートのためのUSBオーディオ機器を選択する際のポイントの一つ
1.WindowsのKernelMixerを経由しない事。(厳密に言えば、KernelMixerを経由しても無変換で出力できる場合もあるが、それはまた今度。)
であるが、回避手段はいくつかある。
WindowsVistaから追加されたWASAPIを使用するか、DTMでよく使われるASIO、もしくはKernelStreaming(WDM/KSとよく略されている)を使用することだ。(もしくは本当にオリジナルの転送方法を使用するか。)
ただ手元のLet'sNoteは、WindowsVista以降が動くようなスペックではないので、選択肢はASIOかWDM/KSとなる。
さて、そこで問題がひとつ。
ASIOまたはWDM/KSを使用するとして、それらに対応したプレイヤーを使用する必要があるのだが、WALKMANを使っていた関係上うちのライブラリはATRAC Advanced Losslessで構築してあり、ASIO・WDM/KS対応のプレイヤーは軒並みそれが再生できないのだ。
ATRAC Advanced Losslessが再生できるSonicStageがASIO・WDM/KSに対応してくれれば良いのだが、その望みは薄そうなので、他の形式でライブラリを再構築するか、SonicStageがある条件をクリアしているのを期待するかだが…。
まあ今後の事もあるので、ライブラリの再構築を選択するとしよう。