MiniDSP nanoDIGI 2x8K
フルデジタルのチャンネル・デバイダを構築するためのDSPボード。
S/PDIF(光/RCA)入力を、4つのS/PDIF(光)出力に振り分けられるので、これ1枚で4Wayまで対応できる。
マルチウェイのスピーカを使用する場合、突き詰めていくと悩ましくなるのがネットワーク。
コンデンサやらコイルやら、とっかえひっかえ試聴(測定)するというのはなかなか手間である。
一つの解として考えられるのが、チャンネル・デバイダ。
最近は、デジタルソースを、デジタルデータのまま加工するフルデジタルのチャンネル・デバイダが流行である。
お気楽に、foobar2000にチャンネル・デバイダのプラグインを入れてというのもありだが、入力ソースがPCのみに限られるのと、マルチチャンネル対応のDDCが必要になる。
では据え置き型でとなると…
1.アキュフェーズのDF-55
とても買えん(爆)
2.ラステームのRCD-84
アキュフェーズに比べればかなり低価格であるが、それでもそれなりのお値段。
3.BEHRINGERのDCX2496
にデジタル出力を追加。
まあ妥当な線か?
3に傾きつつも「デジタル入力した信号を加工して、再度デジタル出力するだけのシンプルなものがあれば良いのに〜!!」などと思いつつ探していたところ、nanoDIGI 2x8Kに行き着いた。
オプションのプラグインソフトとの組み合わせで、帯域分割、ディレイ設定等、チャンネル・デバイダの必要最小限な機能が構築できる。
ソフトの制限かサンプリング周波数が96kHzまで(ハードは192kHzまで対応している)なのと、ディレイが0.02mS(7mm)単位で9ms(3m)までというのが若干の不安要素であるが、DCX2496のデジタル出力追加ボードよりも安いので、とりあえず買ってみよ〜ということに(笑)
設定にPCが必要であるが、設定後は単体でも稼働するようなので、常設も可能かな?
PCM専用になってしまうが、元々DSDソースはさほど保有していないから問題無し(爆)