LT3080のノイズ(部品選定にはご注意)

LT3080はリニアテクノロジー社のの可変レギュレータで、抵抗1本で出力電圧がコントロールでき、最小2.2μFのセラミック出力コンデンサで安定という優れ物のレギュレータ。
FUJIWARAさんのところで頒布されている基板が手に入ったので、秋月でLT3080を買ってきた。
部品表に電解コンデンサとしか書いてなかったので、帰ってきた4390Dにでも使おうかと思い、出力コンデンサに手持ちのUTSJを使って組み上げた。
LT3080電源基板Ver.1


通電してちゃんと5V出ているので組み込みテストと思ったが、LT3080はノイズを拾いやすいという話を思い出し、オシロを当ててみてびっくり。
おっとびっくり!!
こんな感じでたっぷりと高周波ノイズが乗っていた。(下は比較用のEM-PU MOS TypeB Ver1.1の+5V出力)
しかも、手をかざすとばっちりノイズの量が変化するし、LT3080ってこんなに過敏なんだぁ(^_^;)
このままオーディオ機器の中に投入するのははばかりがあるので、LT3080のデータシートとLT3080基板の回路図を見つつ対策を練る。
で、データシートに近い形にするため、C3の普通の電解コンデンサを撤去、C4はパスコンを兼ねたOSコンに交換、それとSETとGNDの間に0.1μFのフィルムコンを投入してみた。(基板にはパターンが無いのでブリッジ)
LT3080電源基板Ver.2
手当て後はこんな感じ。
これなら実用範囲内
これならデジタル用電源として使えるかな?
あとでもう少し詰めるとしよう。
ということで、部品設定は慎重にね!!(自戒)

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