PCをトランスポートに13(DEQ2496)

XMOS USB Audio 2.0 Reference Boardであるが、ファームを弄るには、ソースが手に入らない事にはお手上げ。(ソースを入手するには、会社として請求する必要があるらしい。)
そのため、ソース入手もしくはハード改造のめどがたつまではしばらくおあずけ(笑)
今回は、入手したもののまだテストしていなかった、ElectrArtのUSB DUAL AUDIO基板をまな板の上に(笑)
USB DUAL AUDIO基板


このボードは、最近「USB AUDIO Class 2.0」対応ファームが発表され、MacOS等で標準で24Bit192kHzで利用できる上「USB AUDIO Class 1.0」に戻すファームもあるため(手間さえ惜しまなければ)都合の良い方で利用できる。
本来は専用アプリを用いて、Windowsで24Bit192kHzのPCMや標準/倍速のDSD入出力ができるというのが売りなので、もったいない使い方ではあるが、やはり手軽さというのは重要だ。
さてこのUSB DUAL AUDIO基板、標準のデジタル出力はRCA端子、受け側のUA-25は光なのでそのままでは接続不能。
で、取り出したるは、デジタルプロセッサー BEHRINGER DEQ2496
DEQ2496
これは非常にいろいろな機能を持っているが、オーディオ的な使い方だと、再生環境(スピーカや部屋の特性)に合わせて周波数特性を揃えたり、加工の過ぎたCDの周波数特性を整えたりということが、デジタルデータのまま可能…ということで中古を入手したが、まだ実際にシステムに組み込んではいない。:ase:
今回は、本来の機能をバイパスしてメディアコンバータとして使用する。(もったいない使い方や、=:[
まずは、
PC1→USB DUAL AUDIO基板→DEQ2496→UA-25→PC2
と接続。
ちなみに、DEQ2496のデジタル入力は光とバランス(AES/EBU)であるので、カナレのBCJ-XP-TRBとBNC/RCA変換コネクタを使用して、インピーダンス変換とコネクタ形状変換をして入力している。
DEQ2496はデジタル入力とデジタル出力を接続し、
デジタル入力の選択
BYPASSスイッチをONにして機能を回避。
バイパスON
あとはこの前と同じように、PC1でLilithで24Bit96kHzのファイルを再生、PC2でSoundEngineFreeで録音、元ファイルと録音したファイルのバイナリをWaveCompareで比較。
見事不一致!?
あれ?…不一致?
カーネルミキサーはASIO4ALLで回避してるはずだし…なんか設定間違えたかな?
ということで、今度はビットパーフェクトの確認が取れているXMOSのカードを取り出して同様にテスト。
やはり不一致…。
う〜ん、機能をバイパスしてもDEQ2496内で何か加工がされているって事になるなぁ?
これだと大前提が崩れちゃうんだが…(^^;)
もう少し調べてみるとするかぁ。

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