経緯はともかく、水道水にも放射性物質が混じってしまう酷い世の中になってしまった。
東京近郊の現状の値であればまあ問題無いレベルであっても、福島第一原発の放射性物質の漏れ方次第で突然値が高くなったりするし、十分注意が必要。
買占めやらなんやらでミネラルウォーターの入手もし辛いし、子供の居られる家庭では気が気ではないと思う。
そんな状況で今人気なのが、逆浸透膜式もしくはRO式と呼ばれるフィルターを利用した家庭向けの浄水器。
要は、水の分子が通れるギリギリの穴のあいたフィルターを使って、水より大きいゴミはすべて除去してしまうという代物で、大半の放射性物質は除去可能。
詳しくは以下を参照の事。
逆浸透膜
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E6%B5%B8%E9%80%8F%E8%86%9C
最近は、メーカーのテスト結果をもとに放射性物質を80%以上除去できるのを売りにしている事が多い。
この逆浸透膜式浄水器はピンキリで、高いのは80万近くするものもある。(イオン交換樹脂フィルターを装備しているのでそれなりの物ではあるが、それにしても高すぎ…。)
これらの浄水器のポイントは、逆浸透膜のフィルターを使っている事で、逆浸透膜のフィルターの製造メーカーは限られており、性能もフィルターの卸値も大差無いので、浄水器の値段の差は放射性物質の除去性能の差には直接繋がらない。
そのため、むやみ高い物を買う必要はない。
まあ納得のいくところで、ポンプ無しで10万弱、ポンプ付きで15万程度といったところか。
ポンプありと無しの違いは透過水量と水圧で、めちゃくちゃ細かいフィルターを通す訳なので、元々の水圧が高くないとなかなか水が貯まらないという場合があるので注意が必要。(電源のいらない補助ポンプのような物が付いているものもある。)
ちなみにアメリカだと、送料がいくらかかるかわからないが、ポンプ無しの本体が400ドル程度で売っている。
後は、設置費用と維持費(フィルター代)がかかる。
耐用年数を10年と考えた場合、ポンプ無しで20万強は費用を見ておく必要があるので少々敷居が高い。(それでもミネラルウォーターを買い続けるよりは安いんだけどね。)
それと今は放射性物質の絡みで非常に引き合いが多く、少なくとも一ヶ月ぐらいは待たされるようだ。
では現地点でどうしたら良いか?
最近流行りの、スーパーでの水の配給?を使えば良い。(水の入れ物だけ買えば、水はタダで汲んで良いといういうヤツだ。)
たいていのところは、この配給に逆浸透膜式の浄水器を使用している。
時々、放射性物質は除去できない旨の張り紙がしてある場合があるが、メーカー名等を確認して、逆浸透膜式の浄水器である事が確認できれば問題無い。
単にその浄水器のメーカーが、放射性物質の除去テストをしていないだけである。
汲みに行く手間はかかるが、ミネラルウォーターより安上がりで、直接水道水を飲むよりは安全である。
へぇ〜!
とりあえず水を買う習慣のない我が家なのですが、
いざというときのための参考になりますわ〜。
幸い神奈川は今のところ水に関する危機は騒がれてはいません。
渇水でもなんでも、神奈川って水の問題は出にくいなぁ。
なつきさんまいど!!
神奈川は件の発表を見るとほとんど混入は無いみたいですね、羨ましい:-P
うちの方は若干ながら検出されています。
まあ現地点では、水の代わりにコーラを飲み過ぎて、将来糖尿病になるかもというレベルと変わらんと思いますが。(といってもコーラの1.5リットルも売り切れで入手不能ですが、爆)
ただ福島第一原発の様子や、政府が隠していた放射性物質の拡散予報とかを見ると安穏としてられないかな?と思います。
老い先短い私は別にかまわないんですが、やっぱりお子様達がねぇ…(^^;)
必要以上に騒ぐ必要は無いが、押さえるところは押さえておきたいと思ってちょっとこの記事をかいてみました。
ただ、食べ物については手が無いんですよね…霞を食べて生きていければ良いんですけど:ase:
ではではまた〜