BuffaloII(ES9018)DAC基板その10(スワンmk2との組み合わせの試聴)

五月の連休中はいろいろとやりたかったのだが、他の私的用事が多くてろくに基板等は触れなかった。
ようやく少し取れた時間は、自宅のスワンmk2(Ver.FE103En-S)でのBuffaloII(ES9018)DACの試聴に費やした。


トランスポートは、XMOS USB Audio 2.0 Reference Boardを使い、ソースはCDをリッピングした物を使用、接続はS/PDIF。
BuffaloII+ディスクリI/V差動合成基板の全体的な印象は、前回と大きく変わらないが、エージングでより細かな音が出てきているようだ。
この組み合わせ[スワンmk2(Ver.FE103En-S)+BuffaloII+ディスクリI/V差動合成基板]は非常に相性が良いようで、BuffaloII(ES9018)DACの中低域が厚くてずっしり落ち着いた音が、スワンmk2(Ver.FE103En-S)のあっさりしがちな中低域を補完し、非常に良いバランスで鳴る。
締まった弾むような低域に、厚く濃密な中域、耳に刺さらない爽やかな高域、ビシッと決まった定位、包み込むような音場型の真逆の、無駄な音をそぎ落としたような直接音の重なりは聴いていて非常に楽しく、しばらく聴き込んでしまった。
これなら、バロック系のチターも割と軽やかなので、マニア氏に聴かせてみたいところ。
ただ、倍音感というか付帯音はかなり薄めなので、高域の艶やかさとかふわっとした感じとかを求められるとちと辛いかな?
その向きにはスワンmk2(Ver.MG100HR-S)が良いのだが、低域が出過ぎるかもしれないな。
まあ、時間があったら試してみよう。:wink:

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