かなり前に言われていたことであるが、東電も政府も頑なに認めず、原子力安全・保安院の審議官がその話題に触れたところ更迭され、一生懸命隠蔽していた(つもりの)一号機のメルトダウンをようやく東電が認めた。
ただ、汚染水も放射性物質も相変わらず絶賛漏洩中なのに、福島第一原発の事故が終息しつつあるように見えるようにするのが、最近の大手マスコミのトレンドのようで、ゆゆしき事態であるにもかかわらず扱いが小さくて不満。
原発の圧力容器が破損して中から燃料が漏れてるんでっせ?
しかもこの原子炉は、本来なら格納容器の下に分厚い鉛とコンクリートが敷かれ、格納容器の破損にも対応するはずだったのに、コストダウンでそれがされていないのでっせ?
それでいてガンガン注水しているのだから、燃料が溶けた水はどこに行くって…そりゃ、建屋内が2シーベルトにもなるわな。
建物内で納まっているならまだしも、地下にどんどん染みこんでいってる可能性も否定出来ないし。
それどころか、2号機と3号機もメルトダウンの可能性があるなどと今頃言っている。
3号機には最悪のMOX燃料(非常に毒性が高く、半減期も長いプルトニウムが多く入っている核燃料)が充填されているうえ、現在も温度が上昇中…ホウ酸を再臨界防止のため注入と言っているが、これだけいい加減だと、実は既に再臨界しているのでホウ酸を注入するのではないのか?と勘繰ってしまう。
いいかげん、東電と政府のこの隠蔽体質と場当たり主義はどうにかならんのか?
浜岡止めたとたんに、火力で間に合うはずの夏場の電力が、突然不足だと言い始めるし…。
もうこの会社と政権潰した方が良いよ、どう考えても日本国民にとって利益があるとは思えない。
その際は電力の自由化も忘れずにね。
そうしてもらえれば、電気料金が高くても多少供給が不安定だったりするのも目を瞑るから、安全な電気会社から電気を買うよ。
それか、売電前提の太陽光発電ではなく、自給自足前提の発電システムを組むのも面白いかもね。