ジッタクリーナの試聴

ジッタクリーナが完成したので、試聴してみた。
丁度、実家から持ち帰ったDAC8741-2が机上にあったので、それに組み込む。
はみ出してますな


接続はこの順序。
PC→XMOS→SD-RAM-DAI→ジッタクリーナ→DAC8741-2
ジッタクリーナは、BCLK(ビットクロック)をクリーニングする設定。
再生ソフトはfoobar2000v1.1.7で、WASAPI経由でCDをリッピングしたflacファイルを再生した。
ヘッドフォンはもちろんHA-MX10-B
さて、プラシーボ全開の試聴結果は?
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ジッタクリーナの効果を一言で言うと「音が澄む」。
ザワザワとした感じが無くなり、音源以外は静寂そのもの。
まるであたりが静かになったように感じる。
出てくる音も合成された単音ではなく、さまざまな音が複雑に重なりあって構成されているのがよく判るようになる。
何も足さない、何も引かない、ただ澄んで冴え渡るといった感じである。
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なんか三流誌の評価みたいになっちゃいましたが(笑)
ジッタクリーナの効果は、その通り音が澄む感じです。
BuffaloII評価時の付帯音が無い感じとも違います。(付帯音も含めて澄んだ感じになる。)
ジッタクリーナ無しでは、音が重なって歪っぽく聴こえるようなところも、音がほぐれて一音一音がはっきりしてきます。
音を構成している一音一音がはっきりしますので、音の出所が判るようになり、立体感も生々しさもアップします。
メモリバッファとの間に挟んでも効果が薄いかと思ったんですが、結構変わりますね。
これだけ鳴るんであれば、検討してた外部クロック導入は考えなくて良いかも:wink:
DACの内部構成にもよりますが、SCLK(DACの動作の基準になるクロック)の方が効きそうな感じなんですがねぇ。
しかし、これ聴いちゃうともう外せないなぁ…ケースの入れ替えが必要かな?
※いつものごとく、これらは個人的な感想ですので念のため:ase:

ジッタクリーナの試聴」への7件のフィードバック

  1. 秀さん
    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。
    ジッタクリーナは効くようですね。
    某掲示板にはWM8741ならMCLKの方が効くはずだとの書き込みもありました。真偽の程は?です。
    ところでジッタクリーナに使用されているSILICON LABSのHPを見ていたらジッタクリーナ機構を盛り込んだ低ジッタ水晶発振器を出していることに気づきました。
    Si590シリーズで、周波数はプログラマブルなタイプです。Digikeyから購入すれば希望周波数にプログラム済みの物を入手できるようです。
    他の部品を購入する機会があったら一緒に手にいれてみようかと思っています。

  2. Phoeniciaさん
    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願い致します。
    BCLKのジッタクリーニングでこれだけ効果があったのには、私もびっくりです8-|
    後で、MCLKのクリーニングも試してみて、どっちが効果があるか比較してみようと思います。
    Si590シリーズは、ジッタが0.3psということで、ジッタクリーナの出力と同等なんですよね。
    水晶発振器の出力にジッタクリーナを挟んで、メモリバッファに入れようかと考えていましたが、Si590シリーズに置き換えたほうが手っ取り早いので、私も購入してみようかと思います。

  3. トラ技で、ElectrArtさんも開発に加わってUSBフルデジタルアンプキット製品化プロジェクトがスタートする様ですね。
    凄く気になっています。

  4. デジタル入力のあるデジタルアンプも、多くは一旦アナログに変換するタイプですから、フルデジタルというのは魅力的ですね。
    どんなものが仕上がってくるか楽しみですね。:-P

  5. 私の勘違いの様です。
    USB_DDC –> DAC –> D級アンプの構成でした。
    と言うことでフルデジタルではありませんでした。
    失礼しました。

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