Z700-DCUF122Wの測定

実家で時間が取れたので、年初めに組み立てたZ700-DCUF122Wの測定を行った。
Z700-DCUF122W
Z700-DCUF122Wは、大山美樹音氏設計のPARC Audioの10cmフルレンジ限定ユニットDCU-F122Wを使ったバックロードホーンである。
10cmフルレンジ一本で、30Hzまで再生するというのが売り。


測定条件は、スピーカとの距離が1mと1.5mで、サインスイープとピンクノイズ、測定ソフトはMySpeaker
ピンクノイズ1m
サインスイープ1.5m
特筆すべきは、低域が30Hz台まで伸びている事。
同じユニットを、スワンmk2に入れた場合と比較してみると判り易い。
スワンmk2との比較
スワンmk2も頑張ってはいるが、Z700-DCUF122Wはもう一枚上手だ。
もっと判り易い、スペアナ調での比較はこの通り。
スペアナ調での比較
赤がZ700-DCUF122W、黒がスワンmk2であるが、30Hz台が明らかに違うのが判ると思う。
実際の試聴でも、パイプオルガンの低い音が、音と言うより圧力として感じる。
濃密な中域も健在で、10cmフルレンジ一本でこれだけ鳴っちゃうと、下手な大型スピーカは立つ瀬が無いな(笑)
高域については、スワンの時と同じく、DCU-F122Wのユニットの特性がそのまま表れており、FE103En-Sより落ち込みが早い。
このあたりの周波数はまだ私にも判別できる範囲らしく、FE103En-Sを組んだスワンmk2と比べて、高域の伸びはもう一つな感じである。
個人的には、スーパーツィータを追加したいところだがさて?(それはそれで凄いことになりそうだが、笑):wink:

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