Z800-FW168HR(スピーカキット)の作成

非常に評判の良いFOSTEXのスピーカユニット、T250DFW168HRを使った、音工房Z2WayスピーカキットZ800-FW168HR。
Z800-FW168HR

リファレンスとして使用すべく昨年の夏前に買ったものの、T250Dユニットの入手難や公私ともに繁忙であったため放置してあったのだが、ようやく重い腰を上げた。


Z800-FW168HRは、バスレフでバックロードと比べて部品数が少ない事、ビスケットジョイントによる接合のため板ズレが少ない事で、非常に作り易い。
ビスケットジョイント
圧着する時間が必要なため、一日一工程ずつこなしていったのだが、それでも一週間程度で箱の大枠は完成。(タイトボンドが残り少なかったが、なんとか足りた。)
百科事典も重石に利用(笑)
リニアフェイズ用板の圧着はちょっと面倒
とはいえ、バックロードよりは作り易い
今回ユニット取り付け用の鬼目ナットは、打ち込むAタイプではなくねじ込むE型を使用。
T250D用にはM4×10を、FW168HR用にはM5×13を用意した。
E型の鬼目ナット
A型だと取り付けは簡単であるが、ユニットを締め込んでいくと抜けてくる場合がよくあるので。(私が開ける下穴が大きすぎるのかもしれないが。)
鬼目ナットを取りつけたら、全面を空砥ぎ用の紙やすりで削って、凸凹を滑らかにする。(ベルトサンダーとかあれば便利なんだけど、しょっちゅう使う訳でもないので。)
最終的に塗装をする予定だが、音出しのため箱の加工は一旦終了。
次にスピーカターミナルの取りつけ。
Z800-FW168HRは、ネットワークの外付けやチャンネルデバイダの利用がし易いように、スピーカターミナルが4個ずつ付属している。
内部配線は、いつものオヤイデのPCOCCケーブルを使用。
オヤイデのケーブルとコイズミ無線で買ったコネクタ
吸音材は、手元にハセヒロで買った不思議な繊維シートがあったので、それを使用する事にする。
端材を切って、それに押しピンで不思議な繊維シートをすだれ状に並べ、それをスピーカ内に吊り下げてみた。(ちなみに灰色面は吸音、黒面は調音だそうな。)
不思議な繊維シート
たったこれだけであるが、箱の前で手を叩いてみると、無しの状態と比べ箱内の反響音がかなり抑えられているのが判る。
適正値は、試聴を繰り返して詰めていくしかないな。
スピーカユニットを取り付けして、一応完成。
エンクロージャは一応完成
外付けネットワークの部品も一通り買ってあるが、ネットワークを取り付けるポードの丁度良いのが手元になかったので、今回はここまで。
FOSTEX純正ネットワーク部品
今週中に音出しできるかな?

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