DAC9018S×2 メインDACの再構築その3

公私ともに忙しく、またしばらく間が開いてしまった。
引き続き、Amanero Combo384とデュアルジッタクリーナのテストということで、DAC1242-2をDSDモードに設定して接続。
DAC1242-2


DSD信号の場合、どれをクリーニングするかというと、データクロックになる。
DAC1242-2はDSDモードの場合、システムクロックは不要で、Rchデータ、Lchデータ、データクロックだけで音が鳴る。
そのため、接続するDACがDAC1242-2である場合、デュアルジッタクリーナである必要は無いがまあテストなので(笑)
まずfoobar2000でネイティブのDSDを再生してみた。
当たり前だが、特に問題なく音が出る。
やはり、ジッタクリーナーがあるほうが、音像がシャープになるね。
ただここで問題が発生。
foobar2000で選曲する度、Combo384からのデータクロックが途切れてノイズが入る。
連続して再生する分には問題無いのだが…。
構造上どうしようもなさそうなので、クロックの途切れを検知して、DACをミュートする回路を組み込む必要がありそうだ。
さてせっかくなので、foobar2000でのPCM→DSDリアルタイム変換も試してみた。
DSD64はもちろん、DSD128、DSD256まで再生できた。
FN1242Aのスペック上は、データクロックは3.2MHzまでのはずなのだが…構造がシンプルだから、オーバースペック耐性が高いのかな?(笑)
ちなみに、ASIO接続で、foobar2000でPCM→DSDリアルタイム変換する場合、CPU負荷はそれほどでもないのに、ブツブツ音が途切れたりノイズが入る時、Windowsタスクマネージャのプロセスから、
ASIOhost64.exe(64ビットOSの場合)
の優先度を高に変更すれば、治まる場合がある。
プロセスマネージャ
要は、転送を担うASIOhost64.exeが処理落ちしてノイズが入るのだ。
再生停止すると、ASIOhost64.exeのプロセスは終了してしまい、また優先度の設定をやり直す必要があるので、自動的に指定したプロセスの優先度を上げる、巷にあるツールを併用するのが良いだろう。(パフォーマンスオプションで、バックグラウンドサービスの優先度を上げても良いかも。)
foobar2000からASIOhost64.exeを呼び出す場合に、優先度を高く指定して呼び出してくれると良いのだが…。
しかし、PCM→DSDリアルタイム変換はなかなか良いね。
FN1242AのPCMで感じた、高域の伸びの物足りなさが払拭されている。
テストが終わったら、手持ちのシングルのジッタクリーナと組み合わせて、DSD専用のDACとして組み直そうかな?

DAC9018S×2 メインDACの再構築その3」への2件のフィードバック

  1. こんにちは
    進みましたね。
    ヒロさん掲示板によると、データクロック途切れによるノイズは、ロックするまでは元クロックを出し、ロック(位相調整完了)後はクリーニング出力を出すように外部ロジックを組めば極小さくなるようです。私はLCX125で組み込み予定です。
    或いはTC7SZ125Fを3個使いのほうが高性能かも。
    デュアル版を入手しましたのでMCLKもクリーニングしようと思います。

  2. >Phoeniciaさん
    デュアル版入手おめでとうございます(笑)
    なかなか自分の時間が取れないので、この三連休でもちょっとしか進んでません:ase:
    ぼちぼちと進めてきますので、生暖かく見守ってください:wink:
    データロック途切れの対処事例が、既にあるんですね、情報ありがとうございます。
    TC7SZ125Fなら秋月で手に入るので、私はこっちで組もうかな?

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