中途半端な情報通に振り回されるの巻(自戒の意味も含めて…。)

実家に帰った際、親から知り合いのスマホを見て欲しいと言われた。
聞くと帰国したら、スマホが使えなくなったとの事。
そういうのは携帯ショップに聞いた方が早いと言ったが、買った店が遠い云々言われ、仕方無しに見るはめに。

持ち込まれたのはiPhoneで、東南アジアから帰国したら、電話とLINEができなくなったという。
見てみるとちゃんとDOCOMOの電波はつかんでいるが、確かに電話もかけられないし、ネットにも繋がらない。
DOCOMOのAPN設定をやり直しても変わらず。
つい最近まで海外で使っていたとの事なので、ローミングが強制的にONになっているのかと思ったがそうでもない。
しばし悩んでいたが、ふと違和感が…。
よくよく見るとiPhoneはiPhoneでもiPhone4で、DOCOMOでは発売していなかったはず。
持ち主に根気よく詳細を聞き、情報をまとめたところこういう事であった。

・iPhone4は、東南アジアに転勤した息子が用意してくれたもの。
・持ち主は、東南アジアの息子との連絡用に、LINEとLINE電話を使っていた。(普通の電話としては使っていなかった。)
・孫の面倒を見るため、持ち主が東南アジアに渡った際に、息子が現地で通話できるようにしてくれた。(電話とネットを使えるようにしてくれた。)
・帰国後DOCOMOの電波はつかんでいるものの、電話もネットもできないという、持ち主にはさっぱり判らない状況に…。

結論

・息子が、MVNOのデータ通信専用simをiPhone4に挿し、LINE用として持ち主に渡していた。
・持ち主が現地に来た際、息子が現地SIMをiPhone4に挿し、電話とLINEを使えるようにした。
・持ち主が帰国する際、息子が現地のsimからMVNOのsimに挿し変えたものの、MVNOの接続設定をし忘れた。

ああ紛らわしい!!

MVNOの業者が判らないとAPNの設定が判らないので、iPhone4を仮にうちのWiFiネットワークに接続、息子にMVNOの業者がどこかLINEで確認させ、その業者のAPNをiPhone4に設定して完了。
家族のスマホにMVNOを導入するのは構わないが、最後まで導入した本人が面倒を見て欲しいなぁ…。

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