角型スパイラルスピーカの作成その19(DCU-C171PP版)

ステレオ分揃ったので、簡単に試聴。
手元にAUDIO BASIC誌のオーディオ・チェックCDがあったので、試しに聴いてみる。
まず定位チェックから。
さすがは同軸、きっちりと音の出どころが判断できる。
リスニングポイントの、スイートスポットのエリアが少ない感じだが、これはユニットの特性上やむをえないか。
パイプオルガンの最低音は余裕でクリア。
試しに20Hzを入れてみたところ、それほど振れている感じは無いがかなりの風量が下部のポートから吐き出されている。この辺は17cmユニットの余裕だな。
距離感も特に問題無し。
音量や音色、反響音の違いをきちんと描き分けている。
少なくとも、このチェックCDを再生して問題になるような所は無いと思われる。
さていつも聴いてるCDに切り替え。
低域は先の通りかなり低い所まで出ているが、もやもやしたところが無く解像度が高い。
中高域はコントロールされている感じが無く伸び伸びと鳴っている感じ。
そこに補助的にツイータの高域がプラスされ、まさにフルレンジ+ツイータ(笑)
音の傾向は、低域から高域までスッキリしているモニター調。
ソースの善し悪しをきちんと描き分けるが、悪いソースでもそれなりに聴けるのは助かる。
ただスイートスポットが狭いので、向きや高さ、間隔など、スピーカのセッティングにはかなり気を使う必要がありそう。
この組み合わせはなかなか良い感じだな。
そろそろエンクロージャーの仕上げに取りかかるかな?