ASRC&DAC検討その21:SRC4192の試聴

前回、FN1242A使用のDACであるDAC1242-2と、SDRAMメモリーDAIの間にSRC4192を追加したので、今回は、それを知り合いのマニア氏のところに持ち込んで試聴してみた。
ちなみにスピーカは、私が預けているDCU-C171PP使用の角型スパイラルスピーカ。
氏はこのユニットを結構気に入ったようで、購入を検討中とか(笑)
それはさておき、SRC4192で176.2KHzにアップサンプリングされた音はどんな塩梅か?
全体的に音の輪郭線が細くなり、精細感はアップしたように感じられるが、音の広がりは狭くなり、ボーカルは後ろに少し引っ込む。
特に女性ボーカルの高域のシャウト、耳から入って後頭部をゾクゾクさせるような感じがかなり薄れてしまう。
無帰還アンプなど、生々しさ重視のアンプだとその現象が顕著だ。
マニア氏も概ね同様の評価であった。
かっちりとした鳴り方が好みなら問題無いのかもしれないが、FN1242Aの独特の高域がスポイルされてしまい、私的にはあまり好ましくない。
いろいろ試聴した結果、SRC4192は外してしまいました。
う〜ん、やっぱりオーディオは難しい(^^;)
まあ、試聴に使用したDCU-C171PPのポテンシャルの高さが確認できたので、良しとしよう。

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