スワンmk2のユニット交換(FE103En-S編)

FE103En-S
買ったまま寝かしてあったFE103En-Sをようやくスワンmk2にセッティングして試聴した。
FE103En-S+スワンmk2


まだエージング途中であるのと個人的な感想なので、参考程度に。
オーディオ誌風な書き方をすると
何が一番の特徴かと言うと「音がドライで軽やか」これに尽きる。
高域は良く伸びているが、FE108系にあった硬さが取れていて耳障りでは無い。
低域は膨らみ過ぎず、すっきりあっさりとまとまっている。
抜群の定位感と音のシャワーを浴びせかけられるような感覚に「そうそう、これがFOXTEXの音、これがスワンの音だよ!!」と思わず膝を叩いてしまう。
このユニットは、正当なFE系ユニットの正常進化バージョンと言えよう。
こんな感じかな?(笑)
まあ当然なのかもしれませんが、今までのユニットの中で一番スワンらしい音を奏でるのはこのユニットです。
今のところ、若干高域に混濁した感じがありますが、これはエージングが進めば解決するかな?
他のユニットとの比較をしてみますと、まず聴感上の高域の伸びは
MG100HR-S
FE103En-S
DCU-F122W
の順です。
MG100HR-Sと比べれば高域は落ちている感じに聴こえるが、聴いていてさほど気になるレベルではない。
これは、後述する中低域との音量バランスが多分に影響している。
MG100HR-Sより音が硬く感じるが、音が軽くて鼓膜に刺さらないで弾かれる感じ(MG100HR-Sの高域は、柔らかく染み込む感じ。)のため、耳障りではない。
高域の伸びを重視する私の感想なので、一般的な方はDCU-F122Wの方が聴きやすいと感じるかもしれないですな(笑)
中域については、高域と同様に軽い感じ。DCU-F122Wの分厚い?中域に耳が慣れてしまうと物足りなく感じるかも(笑)
音量的に高域や低域とのバランスは良く、MG100HR-Sのように中域が引っ込む感じは無くて、前に出てくる。
順をつけるとこんな感じかな?
FE103En-S
DCU-F122W
MG100HR-S
低域の伸びと量感は
MG100HR-S
DCU-F122W
FE103En-S
の順です。
FE103En-Sの低音は、すっきりあっさりとした低音で、下へはさほど伸びていないように聞こえる。
FE108ESを入れていた時のバランスもこんなもんだったので、逆に他のユニットが出過ぎなのかも(笑)
低音の締まりは
DCU-F122W
FE103En-S
MG100HR-S
となるが、DCU-F122WとFE103En-Sは結構微妙で、ダンピングの効いた音というならDCU-F122Wに軍配が上がる。
まあ、FE103En-Sはまだエージング不足なところもあるので、もう少し様子見が必要かな?
お約束の測定。
スワンmk2+FE103En-S
低い方も結構頑張っている。
3つのユニットの比較。
3ユニットの比較
青がMG100HR-S、赤がFE103En-S、黒がDCU-F122Wである。
大体聴感上と一致してるかな?

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