電気用品安全法(通称PSE法 簡単に言うと、PSEマークの付いていない指定の電化製品、一般的には2000年以前に発売されていた物の販売が禁止される。)の猶予期間切れが迫ってきたため、ハードオフが処分セールをはじめた。
このタイミングを待っていた私は、前々から狙っていたLDプレイヤーを購入した。(マニアなので、LD資産がまだ結構残ってるのよ、笑)
笑ってしまったのは、同じ事を考えていた者がいたようで、私がハードオフに行った際に、同じタイミングでLDプレイヤーを購入していった。(製造番号からすると、向こうの方が若干新しかったのがちと惜しいか?)
おかげで、そこのハードオフにあった三台のLDプレイヤーは残り一台に。(今はもう無いだろうなぁ…)
ついでに攻殻機動隊のLDの未使用品が安価に出ていたので、動作確認用のLDとしてそれを購入し帰宅。
購入したのはDVL-919の中古である。
これは、DVD、CD、LDが再生可能な機種で、市場の評価はDVDの再生品質は前モデル(DVL-909)より向上しているものの、LDについてはノイズリダクション等のランクが落とされ、画質が低下しているとの事。ただ、私が実家で使用しているのが、CLD-99Sなので、それに比べてどうなのか?というのは見比べてみないことにはなんともいえない。
マニアなのに、なんでもっとLD画質が良い機種を探して買わなかったのかというと、これはまだ現行商品であるところが大きい。最悪、今年ラインナップから消えても、補修部品の保存期間中は修理が可能であるからだ。(それ以外の機種は、部品の在庫が無ければ修理不可能。)いわゆる押さえですな(笑)
高画質機は、いずれ安価なのを手に入れるとしよう。
さて、購入したDVL-919であるが、両面再生機だけあって異常な厚みを持っている。丁度うちのAVアンプ並みの厚さである。
DVDレコーダの投入で、使わなくなったハードディスク内臓S-VHSビデオ(VICTOR HM-HDS1)を引っこ抜いたが、それでも高さが足りず、ラックの棚を移動してようやくセット。
コンポーネント端子があるので、LDのコンポーネント出力を期待したが、どうもうまくうまく行かない。(後でマニュアルをダウンロードして確認したところ、LDのコンポーネント出力は不可であった。)
やむをえずS端子にて接続し、動作確認する。LDの画質に関しては、地上波アナログよりは若干ましといった感じ。最近のDVDやハイビジョン映像に慣れているため、これはやむをえないだろう。(LD-X1とかで見れば違うのだろうが、そこまで金はかけられない。)
DVDの画質は、意外にも秀逸。TVで見て、隣のPioneer DVD-S757Aとの差は認められないぐらい。確かに評判どおりDVDの再生に重きを置いたプレイヤーである。
26,000円でこれなら、まあ高い買い物では無いな。
ただ一つ非常に問題なのは、リモコンのフォーマットがPioneerのLDではなく、DVDプレイヤーと同じなのである。だから、これの電源をリモコンで入れると、隣のDVD-S757Aの電源も入り、トレイオープンをすると一緒にトレイが排出される(笑)
Pioneerはリモコンコードを変更できないし、困ったものである。