注意!!
このボードは、開発用の基板であり商用製品ではありません。
不具合があっても、十分なサポートは期待できないので注意して下さい。
また私は、実験用として購入したのであり、そのままオーディオ機器として利用することを推奨している訳ではありません。
くれぐれも、ここに書かれている事等をXMOSに問い合わせる事はしないようにお願いします。
とはいえ、ファームは最初から書き込まれているのでそのまま利用可能、使いたくなるのは必定ですな(^^;)
そういう訳で皆さん「自己責任」でお願いしますね。
さてこのボード、標準でファームが書き込まれているが、XMOSのサイトを確認すると最新は2.0で、過去に1.7.1と1.7.0というバージョンがある。
果たして手元のバージョンはいくつか?
確認手段は簡単で、Windowsだと「デバイスマネージャ」→「CEntrance USB Audioのプロパティ」→「詳細」の中に、そのものズバリの「ファームウェア改訂」の選択肢がある。
実際確認してみると…「01.70」う〜ん、一番古いバージョンなのね(^^;)
XMOSのサイトでは、バージョン別のリリースノートが見つけられなかったが、とりあえず最新の方が間違いないでしょという事で、ファームウェアのアップデートを敢行する。
参考にしたのは、XMOSのサイトからダウンロードできる「USB Audio 2.0 (XS1-L1) Software Design Guide」の18ページの「8.3 Installing the application onto flash」。
ざっくりとした手順は以下の通り
1.開発キットのインストール
2.Reference BoardをPCに接続
3.Reference BoardとXTAG-2(付属のI/Fカード)を接続しXTAG-2をPCに接続(その際XTAG-2のドライバをインストール)
4.XMOS Development Environmentを起動及びファームアップデートの準備
5.XMOS command line toolsでファームのバージョンアップ
何となく5だけで済みそうな感じもするが、お約束があるのだろうということで、手順通り作業するとしよう。
続く。