DSDファイルをダイレクトに再生する

最近何かと話題のDSDデータのダイレクト再生。
話題に上るようになったのは、もちろんアレ?のせい(笑)
遅まきながら、うちでもダイレクト再生を試してみた。


もちろんアレとは、コメントでも情報提供を頂いた「SACDがリッピング可能になった」件
できあがったDSDデータを再生するには、DSDデータを再生できるDACを使うか、ファイルをPCMに変換する必要がある。
丁度手持ちに、DSD出力可能なElectrArtさんUSB DUAL AUDIO基板と、DSD入力可能なbuffaloII-DAC基板(サイト上はもうbuffaloIIIに切り替わっているが)があるので、組み合わせてダイレクトで再生してみる事にする。
まずは、試聴後DAC4399Qにかまけていて、そのままにしてあったbuffaloII-DACのてこ入れ…と思ったのだが、RSからトランスが届かないのでてこ入れできず、以前の試聴状態のままUSB DUAL AUDIO基板を仮組みした。
ただ、5Vは前回かなりヒートシンクが熱くなったので、念のためヒートシンクの大きい新基板に入れ替えた。
仮組み完了
USB DUAL AUDIO基板と接続する際の注意点は、buffaloII基板上のS/PDIFのDIPスイッチをOFFにすること。
ちっちゃなDIPスイッチがそれ
これをしておかないとTTLレベルの信号を拾えない。
なお、USB DUAL AUDIO基板の出力フォーマットをI2Sに切り替えるのも忘れずに。(DSDデータだけしか再生しないなら関係ないけど。)
まずは、foobar2000でflacファイルを再生…特に問題無く再生された。(よくよく考えたら、buffaloII基板にI2Sで流し込むのは初めてだ、笑)
印象としては、前回の試聴通り中低域は厚くずっしりとした音で、高域は付帯音(エコー成分?)が少なく緻密ではあるがあっさりとした印象。
直接音が目立つためか、各楽器やボーカルが絡まず音に立体感がある。(俗に言う生々しい音?)
ヘッドフォンで聴けばかなり没入できそうであるが、スピーカで聴く私としては、もうちょっとふわっとした感じが欲しい。
先のDIPスイッチで思い出したが、buffaloIIにはroll-offの設定があったので、デフォルトのfastではなくslowに切り替えてみて再度試聴。
3番がroll-offの設定
ん?何となくふわっとした感じが増えたかな?この辺は再度スワンで試聴してみる事にしよう。:)
さて、本題のDSDダイレクト再生。
USB DUAL AUDIO基板のモードは「USB AUDIO Class 1.0」なので、プレイヤーは、UDAPlayerを使用。(初期はリッピングしたDSFデータの再生ができなかったようだが、現在は対応しているとの事。)
UDAPlayerにDSDファイルを流し込んで再生…あっさりと再生された。
UDAPlayer for DSD
う〜ん、この柔らかい感じがアナログレコードみたいでたまらないねぇ…。
こうなると、buffaloIIをDualMonoにする等の本格てこ入れをして、スワン等で試聴したところだが、既にbuffaloIIは入手不可能…だれか余ってるの譲ってくれないかなぁ…(^^;)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。