とりあえずWiFiでネットに繋げたところ、意外とさくさく動いて、こりゃ良いやと思っていたのだが、ミュージックプレイヤーにするためにいろいろやっていくうち、結構面倒なことが判ってきた。
1.FMトランスミッターはSIMカードが無いと動作しない
安価なコードレス接続として期待したFMトランスミッター機能であるが、SIMカードが挿さっていないと動作しない。
ワンセグはオッケーなのになぁ…。
2.メジャーアップデートをかけるのにSIMカードが必要
IS05は、初期状態ではAndroid OS「2.2.1」である。
アップデートで「2.3.4」に可能であるが、ビルド番号が「01.00.07」以前の場合は、ケータイアップデートが必要。
ケータイアップデートはSIMカードが必要ということで、最終的にはWiFiのみの運用にするにしても、一旦SIMカードを挿さないとならない。
3.ネットワーク上のflac+cueファイルを再生できるプレイヤーが無い
flac+cueの解釈ができるプレイヤーソフトはあるのだが、それらのソフトは概ねローカルフォルダのファイルしか再生できない。
となるとNASの共有フォルダをマウントさせ、先のプレイヤーを使うか、DLNAサーバ+DLNAクライアントでとなる訳だが、マウントについては後述の制限に引っかかるし、DLNAについては、cueファイルを解釈して送り出してくれるDLNAサーバは、私の知る範囲ではfoobar2000+uPnPコンポーネントしかない。
となると、どうしてもPCを介在させる必要が出てくる。
4.CIFSをマウントさせるにはroot権限が必要だが簡単ではなさそう
ネットワーク上のフォルダをマウントする場合、Android OSの場合root権限が必要。
何でもできるroot権限は、一般的に携帯では開放されていないうえ、ファームウェア等最古の状態と思われるが、root権限を一時的に取得するSHBreakが今のところうまく動作しない。
もしかすると、最近のはSHBreakが動作しないようにパッチがあたっているのかもしれない。
とりあえずは、foobar2000+uPnPコンポーネントを試すとして、root権限の取得が可能かどうかも試してみるとしよう。