「違法ダウンロードへの刑事罰導入」、「コピー防止技術が施されたDVDなどの複製は私的複製の範囲外とする」等の内容がこっそりと盛り込まれた「著作権法改正案」が、衆議院本会議で可決された。
これでCDの売り上げは回復するのか…するわきゃありませんがな
基本的にタダで手に入れたいと思う層は、潜在的顧客では無いので、手に入らないと判ればあきらめるだけである。
結局売り上げが戻らず、困った業界の次の一手は…CCCDの復活である(笑)
現行のCDはコピー防止技術が施されていないので、それをリッピングしても違法ではない。
しかし、コピー防止技術が施されたCDならばどうだろう?
「CDのリッピングが違法になれば、レンタルCDをリッピングされる事も減り、きっとCDの売り上げが戻るに違いない…じゃあ、CCCDを復活させりゃいいんじゃね?、俺って頭いい!!」
などと考える寝ぼけたヤツが絶対出てくるに違いない。
とまあ、冗談はさておき(半分冗談になってないが、笑)ここまで凋落してしまったのは、結局「著作権」「著作権」と騒いでいる連中が「著作物」を「文化」として扱っていないからだと思う。
これは音楽に限らず、出版等も含めて、著作権ビジネス全般に言える事だと思う。
こんな事をしていると、我々はいずれ「文化」を知らぬ「戦う事しかできない宇宙人」になっちゃいますよ!?