Ainol NOVO7 Crystal使用感

冗談半分?で買った中華パッド「Ainol NOVO7 Crystal」。
意外と使えるのが判った。


ということで、Ainol NOVO7 Crystalの使用感。
付属品、外観
見た目は、洗練されているわけでも、ひどくダサい訳でもないので、可もなく不可もなくといったところ。
白を購入したのだが、表側にほとんど白い部分が出ていないので、裏返さないと白モデルであるのかが判らない(笑)
購入時の付属品は、充電・データ転送用USBケーブル、USBホストとして使用するためのUSB変換ケーブル、簡単な英語のマニュアル。
初期状態で言語が英語であったので、輸出向けの物と思われる。
バージョン、日本語化、付属アプリ
Androidのバージョンは4.1.1で、ロケールを切り替えるだけで、一通り使えるのはありがたい。(使い勝手を考えると、日本語入力機能については早々に入れ替えた方が良いと思うが。)
中華パッドの割には、中国語のタイトルのアプリは7本ほどで思っていたほどではない。(中華製は、何でもかんでもぎっしり詰まっているという印象が…笑)
その他のアプリは、Google標準のアプリとかファイルブラウザとか、必要最小限にとどまっており、スマホのように不要なアプリてんこ盛りといった事が無いのは好感が持てる。(輸出モデルだからか?)
液晶
液晶パネルは、MVSとかIPSとか色々言われているが結局のところ良く分からない。
ただ、視野角はかなり確保されているし、色ムラやバックライト漏れも目立たず良い印象。
表面保護用のシートが最初から貼り付けてあるのもポイントが高い。(ただ、指の油の少ない私だと滑りが悪いが、爆)
解像度も格安中華パッドにありがちな、800×480ではなく、1024×600で、7インチという事も相まって思ったより綺麗である。
大きさ、重さ
7インチということで、片手で握れるのでホールド性は良い。
重さは、意外とずっしりくる。
それでもnexus7よりは若干軽いのだが(笑)
個人的には、もっと軽い方が…(一万円に無理言うな、笑)
性能、使い勝手
ストレージ容量は8GBだが、マイクロSDカードスロットがあるので、データ類はそっちに保管すれば特に問題無いだろう。
Cortex-A9 Dualcore1.5GHz、1GB DDR3メモリ、dual Mali400 GPUはかなり快適で、よほどの事をしない限りサクサク動く。
GooglePlayに対応しているので、アプリのインストールも面倒な手間が無い。
ただ、OSのバージョンのせいか、たまにダウンロードできても正常動作しないものがあるが、このへんの互換性は、多種多様すぎるAndroidの泣き所。
肝心?の動画性能であるが、フルハイビジョンのMPEG2、MPEG4は言うに及ばず、地デジを圧縮した1440×1080の変則サイズのMPEG4(H264/AVC)、MPEG2(TS、笑)もコマ落ちなく再生できた。
スロット、機能
SDカードスロット、HDMI端子、USB端子、ヘッドフォン端子、電源端子と一通りそろっている。
GPSは搭載していないが、ジャイロは搭載されているので、ゲームとかは大丈夫そう。
Bluetoothが無いので、ヘッドセットやキーボードとかが使えないが、カスタムファームを使うと、USBのBluetoothドングルが使えるようになるらしい。
ただ、そこまでしてBluetoothを使う必要性は私には無いが(笑)
難点
USBケーブルで充電できるのだが、普通のケーブルだと非常に時間がかかる。
ACアダプタを手に入れるか、大電流が流せるケーブルを使うのが良いだろう。
タッチについては、概ね問題無いのだが、キー入力時に一番下のキーがなんか入力し辛い。
調べてみると、NOVO7シリーズの癖のようなものらしく、ちょっとコツがいるようだ(^^;)
総合評価
長期に使用してみないと判らない部分もあるが、1万円でこれだけ使えるのであればお得である。
格安中華パッドの場合、どこかで妥協しなければならない点があったが、NOVO7 Crystalは、少なくとも、私が家で使う分には一切困らない性能・仕様である。
こんなん売られちゃったら、国産の高価なタブレットは売れないだろうねぇ(笑)
しかし、国産の高価なAndroidタブレットって、誰が買うんだろ?
iPadが売れたからといって、iPadと同じ値段で同じような物作っても売れないんじゃないのかなぁ?

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