前回RTX1100でL2TP/IPsec運用する設定を晒したが、実際に運用してみたところ、意外にCPU負荷が下がらない事が判明した。
試してみたのは、Windows7とMac。(Windows7はレジストリの変更が必要。)
PPTP接続でのルータ交換による性能向上は、ネットワーク内のFTPサーバーからのダウンロード速度で、500KB/s→1MB/s。
その代わり、ルータのCPU負荷は100%となる。
L2TP/IPsecに切り替えると、ダウンロード速度は1MB/s→1.5MB/sとなり、当初の3倍の速度になったが、ルータのCPU負荷は、L2TP/IPsecに切り替えてもほぼ100%のまま。
暗号化を簡単にしても負荷が変わらないし、L2TPの処理で負荷がかかっているのかしらん?
試しにYAMAHA純正のIPSecクライアントソフトでつないでみると負荷が下がる事から、やはりIPSec以外の処理で処理能力を喰っているようである。
ただ、YAMAHAのIPSecクライアントソフトは、1万円もするしなぁ…Shrew Soft VPN Clientでどうにかなるか、試してみることにしよう。