デュアルジッタクリーナの作成とAmanero Combo384の入手ができたので、メインDACの再構築を開始。
テコ入れポイントとしては、
DAC9018Sへの1.2Vの供給を、Trident電源基板からADP151使用のDAC9018S用アドオン電源基板に変更。
+-15Vの電源の整流用ダイオードをSiCに変更。
3.3Vデジタル系の電源を、TPS7A47使用の正出力定電圧電源基板(TYPE-H)に変更。
って、ほとんど電源の強化が主体だ(笑)
ちなみに、TYPE-Hの前段レギュレータはちょっと贅沢をして、Prost's氏の3端子toTPS7A47変換基板を使用した。
おかげでこれ一枚で、5Vと3.3VをTPS7A47で供給できるが、消費電力の関係で、他のデジタル系基板と電源を共用するかは要検討。
しかし、ディスクリIV基板用に+-15Vが2つ、DAC9018S×2用に+3.3Vが4つ、ジッタクリーナ用に3.3Vが一つ、SDRAM_DAI用に5Vが1つ…と電源とトランスの数が多く、いつもながらケースの選定が難しい…(^^;)
さて、引き続きテコ入れポイントはというと、
マスタークロックとビットクロックは、デュアルジッタクリーナでクリーニング。
マスタークロックは、SDRAM DAIとAmaneroCombo384両方から供給し、デュアルジッタクリーナの前で信号ラインごとISO7640で切り替え。
両方ともマスタークロックは、22.5792MHz/24.576MHzなので、192kHzのサンプリングレートまでは、オーバーサンプリングを有効にしても大丈夫なはず…(以前のテストが、間違ってなければだが…。)
まあ問題が起きたら、DAC9018S用逓倍クロック基板をデュアルジッタクリーナの前に挿入して、マスタークロックを逓倍するとしよう。(22.5792MHz/24.576MHzをを逓倍クロック基板に与えてやると、仕組み上倍率2倍で逓倍されるはず。)
となると、接続はこんな感じかな?
という訳で、入力は
・S/PDIF入力
・USB/PCM入力
・USB/DSD入力
の三系統。
今時S/PDIF入力?と思われるかもしれないが、AV用に使う事も考えた場合必要。
Combo384のI2SをDIT4192でS/PDIFに変換すれば、USB入力を一系統に統合できるが、UDA基板(旧)の使い所が無いからなぁ…(笑)
どのみちDAC9018SでFFDAC9018Sを使うと、PCM/DSDの入力切り替えが自動でできないので、とりあえずこれでいくとしよう。