パソコンのCPUアップグレード

PV3やIntensity等のキャプチャカード等のおかげで、ハイビジョンソースのエンコードが増えたため、メインマシン(Intel Core2Duo E6600@2.7GHz)が毎日フル稼働(私の留守時も、笑)になってしまった。
これではいろいろ都合が悪いので、比較的簡単なところでCPUのアップグレードを行うことにした。
新しく発売されたCore2Duo E6850(3GHz)も魅力的だったが、現在E6600を2.7GHzにオーバークロックして使っているためクロック比にあまりインパクトが無いのと、エンコードに使用しているTMPGEnc4.0XPressがマルチコアに対応している事もあり、値下がりしたCore2Quad Q6600(2.4GHz)をチョイスした。(オーバークロック前提でG0ステップを選択ね。)
INTEL Q6600 CPU
入替作業自体は簡単(入替するための作業スペースの確保の方が大変、笑)で、マザーボードのファームウェアを最新のものにアップデートしたうえで、CPUを差し替えるだけ。
ただし、今回かなりの発熱が予想されるため、念のためワイドワークの高熱伝導銀グリス (WW-ST-801)を使用した。(CPUクーラーはE6600の時にサイズの刀2)に換装済み。)
エアフローは、元々ケースがタワー型で他の発熱物(ハードディスクや電源等)と分断されているうえ、付けられる所には全てファンを付けてあるので(その分稼動時は五月蝿いが、爆)特に問題はなかろう。
実際、換装後にCoreTempで温度を測定してみたが、室温28度で低負荷時が40度、高
負荷時で65度といったところで、特に問題がある感じは無い。
さて期待の換装後のベンチマーク結果だが、
TMPGEnc 4.0 XPressで、1920x1080i(2546フレーム)のソースを、MPEG2 MP@HL VBR 8M-25Mbps 2-Passの設定でエンコードをかけた場合、以下のようになった。
1.Core2Duo E6600@2.7GHz 11:28
2.Core2Quad Q6600@2.4GHz 07:13
3.Core2Quad Q6600@2.88GHz 06:06
4.Core2Quad Q6600@3.00GHz 05:51
さすがマルチコア、定格でもCore2DuoE6600@2.7GHzの1.6倍ほど速い。
特筆すべきは4のFSB1333MHz動作で、Core2ExtremeQX6850(14万円)と一緒(笑)
さすがに4だと長時間の安定動作には渇入れが必要なようなので、安定している3で様子見する事にした。
それでも元の二倍近くのスピードを叩き出している。
しかも負荷が分散されたせいか、前より体感速度が上がっている。(各作業をする際の、引っかかり感が薄くなっている。)
いやあ、お買い得お買い得。
これでかなりエンコードが効率化できるな(^^)v

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