これは、現在著作者の死後50年で切れる著作権を70年に延長しようというものである。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070903/281069/
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/09/04/16786.html
延長を望む人たちの意見には苦笑せざるをえない。
「著作権使用料が突然なくなるとショックである。」
突然ではない。
著作者の死後50年と切れる期日はあらかじめ予告されている。
あぶく銭を使ってないでちゃんと貯金なり投資なりしなさい。
「安定的な職業に就く人には退職金もあるし、株式や土地を買うこともできて一定の財産を残せるが、創作者は生前にそうした財産を残すことはできず、創作物を遺族に遺すだけだ。差があって良いのか?」
収入が不安定な職業がイヤなら公務員にでもなりなさい、そのための職業選択の自由だ。
それに生前に稼げているなら、その間に株式や土地を買うこともできるはず。
それと最近は、サラリーマンも退職金を当てにはできない。
なんでこんな意見が出てくるかね?
真っ当(そう)な意見を述べているは少なく、かつ想定の話ばかりで根拠は薄い。
ということで、私は延長しないに一票である(50年ですら長いと思う。)
もともとは、本人と子・孫までの3世代を保護する前提で50年という期間が導き出されているが、爺さんが孫まで養育する必要は無いと思うぞ。
孫の養育はその親に任せるのが常、一般家庭はどこもそうだよ。
創作者の家庭は一般家庭ではないという論理は無しね、サラリーマンやりながら創作活動指定人もいるんだから。