FABOOL Laser Miniの光学出力15W化その1

FABOOL Laser Mini

FABOOL Laser Mini(個人向けレーザーカッター)

紙やコルク、木にマーキングできたりとなかなか面白いのだが、レーザーの出力は3.5Wで、紙とかはカットできるものの、アクリルや木のカットは結構大変だし、金属へのマーキングだと出力が足りない…(T_T)
この前DACのケースへのレタリングをするのに、レタリングシートをカットして、転写シートで転写してと結構面倒だったので、直接マーキングできると楽だなぁ…と、ものぐさな性格が顔を出す(笑)
ただ、純正ではこれ以上の出力のユニットは無いので、何か手はないかとAliExpressを覗くと、あるわあるわ、2桁ワットのも普通に転がっている。

20W LaserModule

しかしよく見ると…?
あれ?このユニットって20Wって書いてあるのに光学出力は5.5W?

そう、20Wとか書いてあってもそれは入力できるワット数であって、レーザーダイオードの出力ではないのである…(T_T)
いろんなユニットのデータを確認してみると、AliExpressに転がっているレーザーユニットの光学出力は、7.5Wが上限のようで、その場合入力に必要なワット数は大体20Wぐらい。
入力のワット数が15Wのを調べると、光学出力は7Wだったり5.5Wだったり。
推測するに、多分どのユニットもレーザーダイオードは同じものを使っており、レーザーユニットに搭載している回路の耐入力によって出力が変化する。
ただそれも限度があって、7.5Wが上限のようだ。
う~ん、7.5Wでも一応ステンレスにマーキングが可能と書いてあるけど、AliExpressだしなぁ…(笑)
もう一声インパクトが欲しいなぁ…と、さらにAliExpressを漁っていると…
ん?光学出力15W?高出力のがあったよ(笑)

15W Laser Module

そのユニット、ガセじゃないかとよく調べてみると、今までのものと構造が違う。
それは…7.5Wのレーザーダイオードを2つ使えば15Wじゃないか!という代物(笑)
さすが中国!そこに痺れる憧れるぅ…(爆)
要は、透過型ミラーを使い、上のレーザーダイオードのレーザーはそのまま通過、横のレーザーダイオードのレーザーは下に反射し、二つのレーザーを合成するというなかなかトリッキーな仕様。

レーザーユニット構造

でも精度とか大丈夫かしらん?
一応AliExpressの中の、レーザーユニットメーカーではメジャーな方らしいので、3万円しないし、人柱になってみるかと注文した。
さてどうなる事やら?

20W レーザーモジュール

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