角型スパイラルスピーカ(FE138ES-R Ver.)の作成その8

板へのけがきが終わったのでフィンを接着する。
最近はイエローグルーやら便利な木工用接着剤があるが、使用したのは普通の木工用ボンド。
木工用ボンド
速乾タイプは不器用な人間には使いづらいのね。(位置決め完了する前に乾いてしまう、笑)
圧着が不要なら使ってみたいが、そこまでの強度は無いようだし。
さて、ボンドを塗る前に全部のフィンの接着面を#240の紙やすりで軽く磨く。
やすり磨きの図
MAKIZOUクォリティの切断面はかなり綺麗だが、それでも表面は少々ざらついているので、手で触ってざらついた感じが無くなるぐらい滑らかにするのだ。(磨いた後は、出た粉をきちんと落とすことを忘れずに。)
その後ボンドを塗るが、塗る量はこんなぐらいか?
ボンドの量その1
ボンドの量その2
まあフィンの接着時にボンドがはみ出ても見栄えに影響は無いので、多少多めでもかまわないだろう。
ボンドを塗ったら、フィンをけがきに沿って板の上に乗せて軽く押し付ける。
だいたいの場合、余分なボンドでフィンが滑り位置がずれるので修正する。
その際、フィンの両端が貼り付け先の板端より内側に入らないように注意する。(でないとフロントとリアのエンクロージャの板を貼り付けた際に、そこが隙間になってしまう。)
フィンははみ出さないといかんのよ
同様に全てのフィンを接着する。
貼り付けて数分待つと、ボンドの水分が板に吸われてフィンが滑りにくくなってくるので、もう片方のエンクロージャの板をフィンの上に乗せ、さらに圧着用の重石をエンクロージャの板の上にそっと乗せる。(まあ荷重をかけるためなので、別にエンクロージャの板でなくてもかまわないが。)
せっかくなので、今回FE138ES-Rにも重石代わりになってもらった(笑)
8万円の重石(笑)
念のため、フィンの位置がずれていないか確認し、問題なければこのまま数時間放置。
その後重石を取り外して、さらに一日放置する。
接着後仮組みしてみたところ。
音道仮組みの図
こんな感じでフィンが互い違いに重なり、音道を形成する。
さて次は、フィンの端とフロントバッフルの裏を削るかな。

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