液晶タッチパネル式コンパクトデジカメ

最近流行の液晶タッチパネル式コンパクトデジカメを使ってみた。
Nikon COOLPIX S60
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/s60/
各種のボタンの代わりに、タッチパネルの液晶で操作するのだが、直感的に操作できるので非常にスムースで使い易い。
一番のヒットだったのは、液晶でタッチした位置でピントと露出を合わせてくれる機能。
ポートレートの場合は、基本的に顔にピントと露出を合わせるが、構図によって当然顔の位置は違う。
顔検出機能が有効に働けば問題無いのだが、認識に時間がかかったり、認識できなかったりすることもままあるので、構図を確認して「ここっ!!」ってな感じで位置を指定できると、非常にテンポ良く撮影ができる。
難点はズームボタン、これもタッチパネル上にあるのだがWとTしか表示されておらず、若干迷ってしまった。
また、縦位置だとどうしてもズームボタンのある位置を触ってしまい、いつの間にかズームが動いていたり、操作がもたついたりした。
これは独立したズームボタンの方が良いんじゃないかな?
後は安定性、色々操作しているうちに「システムエラー」と表示され、バッテリーを抜かないと電源が落ちなかった。
電源を落とした後は、普通に動き出したけど。
持ち主も初めて見たとの事、バグ出し職人の面目躍如(笑)
ちなみにバッテリーが少なくなってくると動作が不安定になってくる。(ピント合わせしなくなったりとか。)
まあその辺を差っ引いても、なかなか使い勝手が良いカメラだ。
この機能を少し大きくなっても、F値の小さい良いレンズと大き目のCCDを搭載して、絞り優先でボカシを生かしつつ撮れるような物が出れば、並の用途では一眼レフはいらないかも?
一眼レフデジカメでも測距ポイントと露出ポイントを選ぶ事は可能であるが(というか可能だから一眼レフデジカメを使っているのだが)、精度優先で選べるポイントに制限があったり、ボタンでポイントを選んだりと、このカメラに比べると若干まどろっこしい。
そろそろ一眼レフデジカメも、ブレイクスルーが必要だな。
外周部はコントラストAFで良いから全域AFエリアにして、EOS3の視線入力を復活、エリア選択をファインダーを覗いたままでできるようにしてくれよ > キヤノン

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