スワンmk2+MG100HR-Sの試聴その2(アンプの試練)

手持ちのアンプいくつかと組み合わせてみて解った事が一つ。
このユニットは、アンプのスピーカに対する駆動力(ピークパワーではなく、瞬間的なレスポンス)の差に如実に反応する。
m0が倍という事で、それを駆動できるように磁気回路が強化されている分、アンプに対する要求が厳しくなっているようだ。
スコーカやウーハーではなく、フルレンジである事がさらに状況を厳しくしている。
駆動力の足りないアンプで鳴らすと、まさにかったるいとか鈍いとかいう表現がぴったりの音になる。(高域も伸びなくなり抜けが悪くなる。)
まあ、重い振動板を10倍以上高い帯域までレスポンス良く振動させる必要があるのだから、ある意味当然といえば当然か(^^;)
FOSTEXも、なかなか厳しい事をしてくれる(笑)
懐古趣味をぶち壊すつもりなのかな?(^^;)
ちなみに前回の試聴時には、自作の青銅モグラ(黒モグラ基板利用のデジタルアンプ)を使用している。
ということで、MG100HR-Sを手間をかけずにそれなりに鳴らすなら、小出力でもデジタルアンプの方が良いようだ。(ただあまり小出力だと能率の低さに負ける。)
そこそこ出力の取れる電流帰還アンプでも可(ぉぃぉぃ)