ハイビジョンレコーダ雑感その2

SHARPのハイビジョンレコーダのDV-ARW15であるが、意外にアナログ出力(D端子、S端子出力)が綺麗なので(所有の東芝BSデジタルチューナ、TT-2000比)なんでかなぁ?と思っていたら、DV-ARW15の映像DACは14bit/216MHzだそうで。
AV機器メーカーなら真っ先に宣伝に使いそうなものだが、品物のホームページには書いてないようだ。(FAQのページには質問の答えとして書いてある。)
http://www.sharp.co.jp/support/av/dvd/index/qa_arw15.html
売り込む層がマニアではないということであろう。(変にスペック並べ立てて、マニアに買われて、ああだこうだクレームまがいな事言われても困るだろうし、笑)
その割にiLinkの機能は多彩だ。(ハイビジョンハンディカムからiLink経由でダビング→編集→DVD化も可能らしい。)
採用ドライブといい、SHARPがかなりまじめに作った感じで好感が持てる。(デザインは好き嫌いが分かれるだろうが。)
ただ使ってて困ったのは、ドライブトレイのデザインで、トレイ先端が平らでないため、トレイを押して閉じる癖がある私としては、扱いづらいこと。まあ、横のイジェクトボタンを押せばいいだろうという話もあるが(笑)
それと、編集機能について過大な期待を持たないほうが良い。
デジタル放送をTS録画した番組のフレーム単位の編集は可能だが、カットポイントやチャプターが前後に少しずれる場合がある。(あまりぎりぎりのところに打たないほうが良い。)
三秒未満の長さの領域のカットができないのは難点。
まあ普通のCMカットなら問題ないのだが、この機種の録画開始時間が結構ギリギリ(三秒未満)のため、番組頭の余分な部分のカットができなくて途方にくれてしまう。(今のところ、録画開始時間を早めに設定することで対処するしかない。)
全体的に動作がかったるいため、思ったところにカットポイントやチャプターを打つのが難しい。
チャプター単位のダビングやムーブも、編集と同じくフレーム単位でジャストの場所にチャプターを打っても、多少前後にずれて出力される場合があるので、数フレーム余裕を持って打った方が良い。
この辺はやはり東芝の方が上手かな?
とはいえ、ハイビジョン放送→DVDのコンバートもかなり綺麗だし、おおむね満足。
録画や視聴の主力を地デジに移そうと思っているなら、お勧め!!
ハイビジョンレコーダ
DVDトレイ

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