理不尽と思う携帯の値段

携帯が大分傷んできたので、MEDIA SKINが出たタイミングで、機種変更をしようかと携帯ショップに出かけた。
折り畳みが嫌なので、選択肢はMEDIA SKINか、W52Tぐらい。(正直ワンセグはいらないのだが、選択肢が少ないので仕方が無い。)
で値段を調べてみると約3万円…高い。W-ZERO3[es]に3万円ならともかく、メインが電話とメールの携帯にその金額を出すのは躊躇してしまう。
もちろん、販売奨励金込みで3万円であり、実際の価格はもっと高いのは承知している。
腹が立つのは、
1.いろいろな機能を付けて携帯の単価を上げている
2.高機能な割に遊ぶのには制限が多い
3.長期利用ユーザーへの優遇が少ない
事。
1.の機能であるが、私が欲しいのは最低限
・電話
・メール
・アプリケーションプラットホーム
であり、あれば便利なのが、
・フルブラウザ
・汎用ファイル再生可能なメディアプレイヤー
別に無くてもいいよというのが、
・カメラ
・その他機能
である。顧客アピールは解るが、もう少し基本機能に絞ったタイプの選択肢を増やして欲しいところである。(当然値段は下げて欲しい。)
2.の高機能化であるが、基本機能が損なわなければ(異様に重くなる・待ち受け時間が短くなるとか)付いていてもかまわない。
ただ、その機能を(タダで)有効活用しようとすると制限にぶち当たる機種が多い。
例えば、自分の作った着うたを待ち受けに使えないとか、動画の録画再生機能があるにもかかわらず、自分の作った動画(TVを録画したもの等)を再生できないとか。SIMロックなんかもそうだ。
携帯に動画再生機能があるのに、自前で作った動画が再生できないから、別にポータブルの動画プレイヤーを持って歩くなんてバカバカしい限りだ。(実際そうしなきゃならない事の方が多い。)
もしくは、何でもかんでもパケット代を使ってダウンロード(購入)しなければならないなんて、いくら金があっても足りない。
3.の長期利用者ユーザーへの優遇であるが、ここの文中に不公平感について書かれている。
要約すると、『長期利用者は機種変更時に価格重視で安い機種を選ぶ人が多い。販売奨励金が上乗せされている安い機種を買っているのだから、十分販売奨励金のメリットを享受しているのではないか?』となると思う。
確かに千差万別の考え方があるが、私はその解釈はちと違うと思う。
長期利用者も最新機種を使いたいが、長期利用者の優遇措置が少ないため、価格の折り合いが付かないのだ。
だから、必用十分な機能を持った、価格の安い旧機種を買う率が高いのだと思う。
例えばauの場合、最新型の機種変の価格は、
13ヶ月未満で60,000円
13ヶ月〜24ヶ月未満で30,000円
24ヶ月以上で29,000円
ぐらいである。
24ヶ月以上の利用者は、13ヶ月の利用者に比べて1,000円ぐらいしか安く買えないのだ。
携帯の月々の電話料金のうち、販売促進金に充当されるであろう金額は月額約1,500円、それを12ヶ月=18,000円余分に払っているのに、その差は1,000円?
せめて半分の9,000円ぐらい余計に値引きしてくれれば、選択肢も増えるのに…。
それどころか、機種変ではなく新規だと、その価格の携帯が1円という価格になっている…これでは差別と思われても仕方ないのではないか?
ちと熱くなって話が逸れたかもしれない。
別に販売奨励金を廃止しろとは言っていない。長期利用者への優遇措置をもっと携帯会社は考えて欲しいのだ。

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