機種変更時の携帯の値段が、長期利用者にとって理不尽であると思うものの、ゴネたところで値引いてくれない以上現在のルールに従うしか無い。
ところが世の中うまくできているもので、ある手段で機種変更を安く上げる事ができる。
白ロムの携帯を持ち込んで、機種変更をしてもらう方法だ。
いまさら言うことではないかもしれないが、知らない人のために簡単に説明すると、解約や機種変更で不要になった携帯を持ち込んで、その携帯に機種変更してもらうことが可能なのだ。
ある意味中古なのだが、新規で契約して即解約、手元に残った携帯をオークション等に出品するという事を生業としている者達がいるため、ほぼ新品の最新携帯が手に入る。
あとはそれをショップに持ち込んで、機種変更をしてもらうだけだ。
これだと、白ロム携帯代+機種変更手数料で機種変更ができ、プレミア付きの携帯でなければ、まともに機種変更するよりは安価になる。
もっと安く上げるには?
そう、自分で同じ事をすれば良い。
キャリア間の競争が激しいため、最新機種であっても、新規契約なら1円とかにすぐなってしまう。(機種変更価格が3万円で据え置きなのにである。)
一般的に一人で2回線ぐらいは契約可能なので、1円携帯を新規契約し、短期で解約、その携帯に機種変更すれば、一月分の利用料を払ったところで1万円以上浮く勘定になる。
注意点は、契約時に長期割引契約サービスに加入しないことだ。(auだと年割とかMy割等、たぶんしつこく勧めてくると思うが。)その手のサービスは、途中解約だと解約手数料を余分に請求される事が多い。
あともう一点、あまり短期の契約・解約を繰り返すと、ブラックリストに載せられて新規契約ができなくなる場合がある。
まあ、2年で機種変更する前提なら、何ら問題無いだろうが。
短期解約はちょっと気が引けるという人は、家族を利用するのも手だ。
auだと、13ヶ月を過ぎれば機種変更の値引率はほとんど変わらないので、家族の誰かが最新機種に機種変更し、お下がりの携帯に機種変更するという事を繰り返すのだ。
よほどハードな使い方をしなければ、1年程度ではそれほど傷まないし、一番ヘタるバッテリーも、家族で使っていれば新品のバッテリーを買えるぐらいのポイントはすぐ貯まる。
機種変更の場合、型遅れでも1万を割る事はまれなので、1台+αの価格で二人が機種変更できるなら、安い物ではないかと思う。(常に一人はお下がりになってしまうが、笑)