以前RaspberryPiとVolumioを使用して、高音質でコンパクトなトランスポートを組み上げたが、即移行に至らなかったのはVolumioのMPDクライアントがCUEシートの解釈に対応していないせい。
自環境では、flacファイルをCUEシートで管理しているので、CUEシートの解釈ができないのは死活問題。
Volumio自体はCUEシートに対応しており、CUEシートを解釈するMPDクライアントで楽曲をプレイリストに追加すれば、トラック単位で再生可能と聞いたので、Windows用のMPDクライアントでCUEシートを解釈するGMPCで試してみた。
GMPCのWindows版をダウンロードしインストール。
GMPCのSetupから、VolumioのIPアドレスを指定して接続。
Databaseを覗くとVolumioで設定してあったNASが覗けるので、flacとCUEシートの入っているフォルダ中のCUEシートを指定し、右クリックのAddでPlay QueueにCUEシートを追加する。
Play Queueを覗くと、きちんとトラック単位で曲を認識している。
VolumioのPlayListもきちんとトラック単位で表示されている。
DroidMPDでもきちんとトラック単位で表示されており、トラック単位で再生可能。
新しいCDを追加する際はGMPCを使う必要があるが、私の使い方なら必要十分。
これなら、RaspberryPiをメイントランスポートにできそうだ(笑)
GMPCは私も試してみたのですがflac埋め込みcueシートは読まないようです。
外部cueシートを作って秀さんのトレースをしてみました。flacの埋め込みcueシートは止められず、外部cueシートと共存させるとダブってしまいます。flacと外部cueシートを別のディレクトリに置けると良いのですが。外部cueシートのflacを指定している行に適当にパスを付けてみたりしてみましたがうまく行きません。
>ともさん
仕事が忙しくて返信が遅れました。
埋め込みCUEに対応しているMPDクライアントはさらに少ないですね(^_^;)
ちなみに、外部CUEシートを別フォルダに置く場合ですが、ファイルのセパレータに/を使ってください。
flac
というフォルダ内にflacファイルがあるとして、その上位フォルダにCUEシートだけ置く場合、ファイル指定部分は
FILE “flac/SEKAI NO OWARI – Tree.flac” WAVE
のようになります。(相対ファイル指定)
うちだとこれで問題無く認識しています。
秀さん
お忙しいところありがとうございます。御教授して頂いたところまでは自力でできておりました。(学生の頃unixの端末を触っていたことがあります。linuxではなくunixです。XENIXなんてのもありましたね。)
外部cueシートとflacファイルを兄弟ディレクトリ(?。親ディレクトリが同じディレクトリ)に置こうとして難航しています。
FILE “../flac/SEKAI NO OWARI – Tree.flac” WAVE
こんな感じ↑に試行錯誤していますがうまく行っていません。
またGMPCでは外部cueシートで指定した場合、album viewには表示されないんですね。cantataと言うクライアントも試していますが、これもうまくありません。
秀さま
あれやこれや試行錯誤しています。
これまで埋め込みタグと埋め込みcueシートの扱いの違いが良く解っていませんでしたが、それはfoobar2000のデータ管理機能が強力でタグもcueもまとめて面倒見ていたためだと解りました。
Logitech Media Server(LMS)はひととおりcueとアルバムアートを扱ってくれます。ただ動きが重い難点があります。操作性が悪いだけでなく、再生中にライブラリの更新を始めると音が切れます。我慢して使っていましたが2月末にでたLMS7.9はその辺が多少改善されたみたいです。しばらくpiCoreplayerとLMSで行こうと思います。
MPD自体はcueシートに対応しているようですので、埋め込みcueシートを扱えるクライアントがでたら、試してみたいと思います。
foobar2000の管理機能は強力かつ高速です。foobarをMPDクライアントにすることができれば良いと思います。
ともさん
返信が遅れてすみません。
情報ありがとうございます。
既に私が思いつくようなことはやっておられたんですね。
確かに、foobar2000がMPDクライアントになってくれるとうれしいかも。
foobar2000は何気に高機能ですよね。
最近の、USBオーディオの盛り上がりの一端を担っていると思います。
そんなソフトが無償で使えるなんて、ありがたいです。(寄付でもしないとですね。)
こちらでも何かあったらお知らせしますね。
秀さま
>既に私が思いつくようなことはやっておられたんですね。
いえいえ、秀さんにヒントを頂く度に全力で追いかけている今日この頃です。
今後もいろいろと教えてください。
大変ご無沙汰しておりました。
遅ればせながら奥様のご逝去、慎んでお悔やみ申し上げます。
以前にfoobar2000がmpdクライアントになれば良い、と言った意見交換を致しました。
mpdクライアントではありませんが、こちらの方がやられていることが近いのではないかと思います。
https://officemoorea.wordpress.com/2016/06/18/foobar2000-%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%A2%A8%E5%91%B3/
早速確認したいのですがラズベリーパイを引越しダンボールの中から出せる段階に至っておりません。2週間以内には環境整備をして確認したいと思っています。
>ともさん
ご配慮ありがとうございます。
このBlogを読まれている方には全く関係無い話なのですが、私の気持ち的に区切りをつけたかったので、あえて書かせて頂きましたm(__)m
foobar2000の件、貴重な情報ありがとうございます。
Volumio 1.4から、UPnP対応のデジタルメディアレンダラーになれるようになったのですね。
で、foobar2000側はプラグインで、デジタルメディアコントローラーになれるので、結果的にfoobar2000でラズベリーパイをコントロールできるという訳ですね。
ただこの場合、foobar2000はデジタルメディアコントローラーとデジタルメディアサーバーを兼ねる形になるんですよね?
PC側からラズベリーパイにストリーミングデータを流すので、あまり負荷の高いPCを使うと、音切れとか発生しそうですので、専用のWindowsタブレットでも用意した方が良いかもしれませんね。
でも、ファイルサーバー側にデジタルメディアサーバー機能が用意できれば、foobar2000でなくても、他のデジタルメディアコントローラーが使えるということですから、種類の少ないmpdクライアントよりは、選択肢が増えますね。
色々テストしたいところですが、ラズパイで使えるDACが組み上げ途中のまま放置されている状態ですので、うちも少し時間がかかりそうです(^_^;)
秀さん
こんにちは。ぼちぼち引越し荷物がほどけてきてオーディオ環境の整備を始めています。
上述のfoobar2000からVolumioをレンダラーとするトライをしました。
ちょっとやってみただけですので結論は出さず結果だけ速報します。
・Volmuio1.55でいちおうできた。
・Volumio2ではできない。foobarがUPnPと認識しない。Volumio2にはUPnPを設定するメニューが見当たらない。
・foobarのアウトプット設定が16bitか8bitしか音にならない。例えば24bitの音源を24bitの設定でfoobarから送るとザーザーと元とは全く異なる音がでる。8bitは元々の音は出るものの明らかに劣化した音質となる。
・サンプリング周波数は何もしなくても元のまま、44.1kHzは44.1、96は96と送られる。
・再生の頭に小さいポップノイズがのる
他のことはともかくビット長の問題を解決しないとハイレゾとしての再生ができません。おそらくfoobar(のプラグイン)の問題、仕様?なのだと思います。それらしいことはできたので半歩前進です。
追伸
私の環境です。
ラズベリーパイは初期A型+ハイファイベリー
foobarはatomのネットブックで動かしています。非力なパソコンですが秀さんが懸念されていた音切れはありませんでした。並行してネットブラウズなんかするとダメかもしれませんが。