録画専用パソコンのメンテナンスその2

ノイズ対策が済んだら、次は冷却性能の向上を狙ってみる。
この前作った部品で、5インチスロットにファンを取りつけたのだが、流用したファンが回転数が低いタイプ(だいたい1500RPMぐらい)のものだったので、思ったほどマザーボードのあたりに風が来ていない。
それとケースの前部の下にハードディスクが二台あるのだが、その前のファンもそれほど強力ではない(大体2000RPMぐらい)ので、ハードディスクが結構熱を持つ。できれば両方強化したいところだ。
まずは不要なケーブルを取り外したり、レイアウトを変えてケース内の空気の流れを良くする。
次に買ってきた高回転のファン(3500RPMぐらい)を、ハードディスクの前のファンと置き換える。手をかざしてみると、ハードディスクを経由して結構風が流れてくるようになった。これなら十分だろうということで、例のHDD冷却ファンをハードディスクの間のスロットに設置。これでハードディスクはかなり冷えるはずだ。
次は5インチスロットのファンの強化ということで、ハードディスクのとこから押し出されたファンと取り替える。これだけでも結構風量が増えたが、CPUがあるあたりまで距離があるため、手で感じるほど風が流れてこない。そこで秘密兵器?の登場。
夏が終わったので、秋葉で格安になっていたファンダクトキット、これを使ってCPU近くまで外気をお届けしてやるのである。
ちなみに写真を見るとわかるが、単にアルミ箔を巻いて作った安普請のフレキチューブである(笑)
このまま使ってどこかとショートしても困るので、ラップを巻いて対策を図る。(安普請には安普請な対策…するな!!)
そのあとフレキチューブをファンに取りつけ、CPU近くまで延ばす。試しにファンを回すと、ばっちり風が流れててきて、CPUファンに吸い込まれている…に違いない(爆)
とりあえずこれで一通り対策は終了、PCを組み上げてテストしてみると…おおっ!!
対策前は、CPUをフルに使うとCPU温度は70度近くなり、マザー周辺温度は45度を超す状態であったのに、対策後はCPU温度は50度近辺、マザー周辺温度も40度を切っている。
予想以上の効果だが、使っているファンの数は電源ユニットとHDD冷却ファンも含めて計8個(^^;)
ケースがしっかりしているため、それほど音が響かないのが幸いなり。
まあ水冷ほど大げさじゃないからいいか〜(ぉぃぉぃ)
ファンダクトキット

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