角型スパイラルスピーカ(FE138ES-R Ver.)の作成その14

さて、ようやくリビングにスピーカを持ち込めたので試聴をしてみた。
SX-LT55を先に入れてしまったため、変なところに設置されているのはご容赦。(そのせいで試聴時立ったり坐ったり忙しい、笑)
ちなみにエージングは、小音量で100時間程度、中音量では数時間程度なので、まだ低音は出にくいかもしれないなぁ…。
微妙なセッティング(笑)
まずは、一聴。
FOSTEXの限定ユニットなので、FE108ESとかのように中高域がガツン!!と来るかと思っていたが、意外や意外かなり繊細な音だった。
まず中高域の解像度が高い、その割に滑らかで耳障りな音が少ない、そしてSX-LT55より圧倒的に生々しい。
公称80kHzまでとなっているSX-LT55と比べて、高域が物足りないという事も感じもない。
フルレンジ一発ゆえの定位の良さも好印象。
中高域については、ピュア用として上等な部類に属すると思われる。(実家のスワンと比べても勝っていると思う、こうなるとFE108ES-Rを発売してほしくなる。)
ただ、圧倒的な中高域に対して、やはり低域は下の伸びも量感もまだ足りない。(実測ではないが、スーパーウーハーのクロスから察するに、今のところ下は60Hzぐらいだと思われる…って最低共振周波数やん。)
ネットの評価等を見るに、FE138ES-Rは低域が出てくるようになるまで結構時間がかかるユニットのようなので、エージングが進めばもっと改善されると思う。
まあ、スピーカの径が小さい&Q0が低い割に空気室の容量が大きいという線もあるような気がするので、詰め物をしてもう少し背圧をかけてみるテストもしてみるとするか。
待て!!次号!?

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