うちのメインスピーカとなっている、音工房ZのZ800-FW168HR。
高解像度、ハイスピード、滑らかな高音、締まった低音、足りないのは超低域ぐらいで、当面メインの座は揺ぎ無い。
ユニットはそれなりに値が張るが、価格を大きく超えた音を紡ぎ出すので、自作スピーカに興味のある方は、ぜひチャレンジして欲しい代物である。
Z800-FW168HRのネットワークは、いつでも弄れるように外出しして、MDFボード上に組んである。
今回回路定数はそのままで、バイアンプ&バイワイヤ対応にしてみた。
バイアンプ&バイワイヤ対応といっても、入力端子をツイーター用とウーハー用の二つに分けて、回路上縁を切るだけである。
ネットワーク変更後、BTLアンプを分離し4ch化して、バイアンプ&バイワイヤ接続にスピーカの接続を変更して接続。
気持ち低域の締りが良くなったような気がするが、私の駄耳だとブラシーボかも?(笑)
そろそろ寝かしたままのデジタルチャンデバも試さないとなぁ…(^^;)
はじめまして。興味深く拝読させて頂いております。
当方、Z800-FW168HRの購入を検討中です。いくつか質問させていただいて宜しいでしょうか・・・1)自作経験ゼロですが、組み立ては可能でしょうか?タボ穴は入ってますか?はたがねやクランプは必須でしょうか?重しでは不十分でしょうか? 2)部屋が約五畳と狭く、スピーカーとしては大き過ぎることを懸念しておりますが、いかがでしょうか?低音はかなり出るタイプでしょうか。低音の処理が出来ないと、スピーカーとしては別の選択をしなくてはならないのです。3)クラシックの再生に向きますでしょうか。
尚、この質問は大山様に一度しております。「いずれも、問題ないです」との御回答でした。ご商売ですので当然ですよね。そこで、実際に使わている方の生の声をお聞きしたい思った次第です。ご回答いただければ幸いに存じます。宜しくお願い致します。
>アマデーオさん
初めまして、秀と申します。
Z800-FW168HRは、構造が簡単なので、初心者でも比較的組み立てやすいと思います。
特に今のバージョンは、ダボ穴もちゃんとありますし、板の位置がずれる心配をしなくて良いので、注意するのは接着剤のはみ出しぐらいでしょう。
圧着も、スピーカと重しの間に厚めの板を挟んで、均等に圧がかかるように気を付ければ、重しで十分です。
低音ですが、ウーハーの口径が16cmですのでそれなりに出ますが、バックロードと違い超低域は出ませんし、フラットで締りの効いた低音で、コントロールし易いです。
パワーをかけすぎなければ、5畳で大きすぎるという事は無いと思います。
後は部屋次第ですが、一般的なセッティング方法として、壁から少し離したところにスピーカ台を置いて、インシュレーターを挟んで使えば、大概大丈夫だと思います。
それでも回り込みが気になるなら、スピーカの後ろの壁にカーテンでもかければと思います。
音は好みもあるので難しいですが、高解像度でハイスピードな現代的な音で、ジャンルは問わないと思います。
昔のタンノイのようなまったりとした音を希望するなら、ちと方向性が違うかもしれません。
こんな感じで答えになっているでしょうか?