DAC1242-5の試聴

DAC1242-5は、お気楽さんのところの、FN1242A×4のDACである。
このDACも以前の話から随分開いてしまっているなぁ…。
このDACは、最終的にSDRAM-DAIの出力もHDMIから入れればいいんじゃね?という事になり、P2D基板以降をケーシングして、SDRAM-DAI他のトランスポートからHDMI接続して、メインDACとして使っている。
ただ、 北鎌倉電子工作同好会CrossOverDA1が一応音が鳴るようになり、DAC1242-5を持ち出す事が可能になったため、マニア氏の所に持ち込んで試聴することにした。

マニア氏は、少し前にDS-DAC-10Rを買い、手持ちのレコードのDSD録音する事に勤しんでいるため、オーディオルームにPCを持ち込んでいて都合が良い(笑)
なので、AmaneroのCombo384+HDMI送信基板と組み合わせたトランスポートのドライバ等一式を、マニア氏のパソコンに仕込んで、DAC1242-5の試聴環境をでっち上げた。
比較相手はマランツのSA-13S2。
同じDSDのソースをSA-13S2とDAC1242-5と聴き比べたところ、一聴して判るのはDAC1242-5の付帯音というかエコー成分の無さ。
SA-13S2は、音場がふわっと広がって高域が華やかではあるが、DAC1242-5と比べると腰高で騒がしく、サ行が耳に引っかかる感じ。
DAC1242-5は、音がどっしりと座っており、何より静かであり、何もないところからすっと音が出てすっと消える。
SA-13S2で引っかかったサ行も気にならず、思わずボーカルに聴き惚れてしまった。
マニア氏も同傾向に感じたようで、SA-13S2は華やか、DAC1242-5はしっとりという評価であった。
私の方は、CrossOverDA1に今のところかかりきりなので、しばらく聴き込んでもらおうとDAC1242-5を貸すことにした。
レコードのDSD録音の評価にも役立つだろう。

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