ウイルス対策ソフトのESETのアップデートで、手動ではなく、プログラムの配布ソフト等で一括上書きインストールした場合、HIPSが無効になってしまう場合がある。
本来SECURITY MANAGEMENT CENTERで、該当端末に適用するポリシーで有効にすれば、有効になって良いはずなのだが、何故か反映されない…。
手動で有効にすれば正常になるが、何百台もやっとれんわ!!というわけで、裏技を探してみた。
結論から言うと、このレジストリ
"HHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ESET\ESET Security\CurrentVersion\Config\plugins\01000001\settings"
の
"enabled"
を消して再起動すれば、HIPSが有効になる。
ログオンスクリプトで行うなら、
reg delete "HHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ESET\ESET Security\CurrentVersion\Config\plugins\01000001\settings" /v "enabled" /f
とでもしてやればよい。
ただしポイントがあって、ESETの起動画面が表示された後ぐらいに書き換える必要がある。
管理者権限が必要なので、結局グループポリシーで配布した。
ちなみに自己防衛を有効にしたい場合は、これ。
reg delete "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ESET\ESET Security\CurrentVersion\Config\plugins\01000001\settings" /v "selfdefense" /f