うちでは、リビングのDVDレコーダとTVブースター用に、UPS(無停電電源装置)を設置してある。
というのは、DVDレコーダにハードディスクが内蔵されているためだ。
家電として売っている以上、メーカーである程度の対策は取ってあるであろうとはいえ、録画中に電源断というのはあまり好ましくは無いだろうし、なにより録画失敗というのは痛い。
そんなに停電なんか無いし、停電じゃどうしようもないだろ?と思うかもしれないが、計画的に容量計算や電気配線、機器の設置を行っていない限り、エアコンや電子レンジ等を併用して、ブレーカを落としてしまう事はどこの家庭でもある話だと思う。
前置きが長くなったが、今回はそのリビング用のUPSの話である。
この前ブレーカを落としてしまった時、UPSに接続してあるはずのDVDレコーダの電源があっさり落ちてしまった。
使っていたのは、秋葉原で500VAとしては格安(5000円程度)で売っていた、CyberPowerのPower99とかいうUPSだ。
三年ほど前に買ったもので、DVDレコーダ用に設置した時はエラーが出なかったものの、かなりバッテリーがヘタっていたようだ。
このままではUPSとしては使えないので、バッテリーを交換するべくバラしてみたところ、思わず出た一言「ちっちぇえっ!!」
バッテリーが500VAのUPSと思えないぐらい小さいのだ。
調べてみたところ、台湾のCSBのHC1217Wというバッテリーで、12V1.7Ahという非常に小さい容量であった。
ちなみに、APCの似たような形状のES500という同容量のUPSのバッテリーは、12V7.2Ahで約4倍の容量である。どおりで格安な訳だ(笑)
1.7Ahじゃ、最近のPCだと瞬電(瞬間的な停電)対策にしかならんな(^^;)
ちなみにこのPower99というUPS、上位の720VAタイプがあるらしいが、これは同じくCSBのHC1225Wというバッテリーを搭載している。しかし、これにしたところで2.5Ahしか容量が無い。
UPSの筐体サイズも一緒だし、バッテリーも500VAの筐体にすっぽり収まりそうなサイズなので、バッテリーと表示だけ変更して720VAとして売っていると思われる。
要するに、HC1225Wが手に入れば容量が増え、多少ましに使えるという訳だ。
ということで、まずはバッテリー探しだ。