Symantec BackupExecの合成バックアップが使い物にならない!!

ファイルサーバのバックアップ時間の短縮のため、合成バックアップ(過去のフルバックアップと最新の増分バックアップから、最新のフルバックアップをでっち上げる機能)の利用できるBackupExecを購入したのだが、以前のトラブル対処を行っても安定して稼動しないので問い合わせたところ、こんなナレッジベースを返してきた。
http://seer.entsupport.symantec.com/docs/305115.htm
要は、バックアップ対象のディスクの容量が大きかったり多数のファイルが存在する場合、合成バックアップの追加情報収集中に処理がタイムアウトする可能性がある、しかも次のメジャーバージョンアップまで放置………おぃおぃ!?
このバージョンでは合成バックアップは使えないうえ、バージョンアップまで料金取るつもりか!!
つう事で、合成バックアップが目的でBackupExecを検討している方、他のバックアップソフトを検討したほうが良いです。
しかし困った…全部ARCServeに入れ替えさせようかしらん?

VistaのVPN接続の不具合

会社のノートPCがXPからVistaに切り替わったのだが、社内LANで使用しているVista機を外に持ち出し、VPNで社内LANに接続し、ドライブ割り当てしてある共有フォルダにアクセスしようとすると「ユーザーが存在しません」と言われて接続できないトラブルが発生した。
サーバの名前解決もできてるし、PINGも通るし、イベントピューワからするとActiveDirectoryのドメインコントローラとも通信を行っているようなのに何で???(もちろんファイアウォールも殺してある。)
唯一IPでの接続(\192.168.XXX.XXX等)の場合だけ、ユーザー名とパスワードを聞いてくるため、その際に適切なユーザー名とパスワード(ドメインにログオンする際の)を指定すればアクセス可能なのは確認できた。
ただそれでは使い勝手が悪いので、さらに調べていくと、手順を変更することで回避可能な事が解った。
通常XPだと、
1.ドメインのユーザー名、パスワードでPCにログオン
2.インターネット接続(携帯やモデムでプロバイダに接続)
※3の設定で事前に接続する設定にしてあれば自動で接続される
3.PPTP等VPNで会社に接続(ドメイン以外のユーザー名、パスワードで接続)
4.共有フォルダにアクセス
という手順であったのだが、Vistaの場合は、
1.インターネット接続(携帯やモデムでプロバイダに接続)
※2の設定で事前に接続する設定にしてあれば自動で接続される
2.PPTP等VPNで会社に接続(ドメイン以外のユーザー名、パスワードで接続)
3.PCへのログオンは失敗するが、回線及びVPNは接続されたままなので指示に従いユーザーを再選択
4.ドメインのユーザー名、パスワードでPCにログオン
5.共有フォルダにアクセス
で問題無くファイルサーバに接続可能であった。
どうやらVistaは、最後にネットワークにログオンしたユーザー名、パスワードでファイルサーバにアクセスに行くうえ、エラーになってもユーザー名とパスワードを再度聞いてこない仕様らしい。
うちの場合、VPNサーバはセキュリティ上ActiveDirectoryの管理外にしてあり、ユーザー名、パスワードもドメインのものとも変えてあるため、PCにログオン後VPNに接続するとそのアカウントが有効になり、全部弾かれてしまっていた訳だ。
ログオン前にVPN接続を完了させておくと、仮想的に社内LANに繋がった状態でログオンする事になり、全ての問題が解決するという訳らしい。
事前にVPNを接続してからPCにログオンするという手段は、Vista以前でも可能ではあったが、インターネット接続のユーザー名、パスワード、VPN接続のユーザー名、パスワード、ドメインログオンのユーザー名、パスワード、計3回認証(しかも全部手打ち…)しないとならなかったため、非常に面倒であり、やむをえずログオン後に接続するという手段を取っていた。(ログオン後であれば、事前に登録したユーザー名、パスワードで接続する事ができるため。)
Vistaでは、事前に登録したインターネットの接続先やVPN接続先が選択できるようになっており、かつVPN接続先の設定で、事前にインターネットへの接続をするようにしてあれば、VPNのユーザー名とパスワードを入力するだけでインターネットの接続〜VPNの接続まで完了するようになっている。
PCへのログオンも、アカウントを選択してパスワードだけ入れれば良いので、かなりの手間が簡略化でき、我慢できる範囲内だと思う。(VPNのアカウントがActiveDirectoryの管理下にあれば、PCへのログオンまで一括でできるため、LAN環境でログオンするのと手間はほとんど変わらない。)
しかし、ここまでたどり着くのに結構手間がかかったよ〜ふぅ…。

ORACLE10gのエンタープライズマネージャでのDBエキスポート

ORACLE10gで、本番環境のデータベースの複製をして、テスト環境を作るため、エンタープライズマネージャで、エキスポートを実行しようと思ったところ、
ORA-39094 パラレル実行はこのデータベース・エディションではサポートされていません。
というエラーが発生。
調べたところ、エンタープライズマネージャが、Enterprise Editionでしか利用できないオプション付きでSQL文を生成していて、どうやってもそのオプションを外して生成してくれない。
結局手打ちでコマンドを入力し、エキスポートするはめになってしまった。
こちとらStanderd Editionでインストールしてるんだから、それぐらい判別して、その機能を無効にするか、そのオプションつけて生成するんじゃないよ!

予備録画マシンの機能拡張その2

CPUを3GHzにしたせいで熱がこもり、CPUが70度を越してしまうので、5インチベイに取り付ける吸気ファンを買って来た。
4センチのファンが3個並んだもので、1000円弱といったところ。
ファンが2個のタイプもあったが、風量が多いほうが良いだろうとのことで3つのものに。しかしフィルタ?の取り外し方が解らず、いろいろ弄っていたらパキッと…う〜ん、やわだなぁ(^^;)
仕方ないのでフィルタは両面テープで取り付け、5インチベイにファンを装着…と思ったが、今使っているケースの、5インチベイは手前のネジ穴が無いため、本体もテープで留める羽目に(爆)
まあ、いずれきちんと処理するとしよう。
さて取り付け効果だが、明らかに後ろから排出される空気の量が増え、CPU温度も10度以上下がる結果となった。
不安だったファンのノイズだが、それほど気になるほどではなかった。とりあえずこれでしばらく使ってみてどうかだな?

ソフトライセンスの有効期限トラブル

うちが利用している、企業向けサーバーソフトのライセンス更新のFAXが届いた。
年間ライセンスのソフトなのでそれは当たり前なのだが、そのライセンス更新期限を見てびっくり!!
「あっ、あと5日しかねぇ…!!」
普通それなりの規模の会社で、それなりのお金を右から左に動かすには、それなりの期間が必要なのだ。見積もりも来ていない段階であと5日とは、いくらなんでも短すぎる!!
こちらが更新を忘れていたのなら仕方がないが、こちらの想定していたそのソフトの更新日まで、少なくともあと二ヶ月はあるはずなのに、あと5日とはこれいかに!?
ということで、販売先に確認すると、ライセンスの期限は「購入日から一年間」だそうな。
おいおい、そんなん初めて聞いたぞ。しかもホームページ上でライセンス番号を取得した時のメッセージには、ライセンスの有効期限はライセンス番号を取得してから一年間って書いてあったぞ。(当たり前だが、ハードコピーを取って保存してあるのだ。)
そしたら、そのシステムには不具合があったため、その旨説明してお詫びのメールを送付してあり、他のユーザーには納得してもらっているとの事。
ちょっと待てよ、うちにはそのメールは届いてないし、もしそれが不具合だったとしたら、一度テストすればわかるようなあからさまな不具合だぞ?(一日でも登録が遅れると、ライセンスの有効期限が違って表示されるんだから。)
その際に表示されるメッセージやら加味すると、システムの不具合と言っているが、実のところ製造元と販社のライセンスの概念に食い違いがあったんじゃないのか?そう勘ぐりたくなるな。
で、結局どうなったのかというと、こちらには非は無いので?大人の対応をしていただきました(爆)