DVI接続でWUXGA対応のPC切替器は?

25インチの液晶モニタに買い換えた際、モニタの接続方法をVGAからDVI-Dに切り替えたため、今までのPC切替器を使用できなくなってしまった。
DVI-D接続での画像安定性を体感してしまうともうVGA接続には戻れない。
そこで、DVI対応のPC切替器を買おうとネットでいろいろ調べてみた。
1.PCが増えることもあるので4台接続可能なもの
2.VGA接続のPCを繋ぐ事もあるのでDVI-I接続対応のもの
3.メインの液晶モニタはUWXGA(1920x1200)なのでその解像度対応のもの
4.ホットキー切替対応のもの
で調べてみると…無いやん(^^;)
少なくとも、国内メーカーのもので上記条件に当てはまるものは見当たらない。
一番近いのは、coregaのCG-PC4KDMAだが、これはDVI-Dの最大解像度はUXGAまで。(原理的にはWUXGAまで大丈夫だと思われるが、買ってみてダメだったではもったいないので。)
結局、
1.常用してる2台でいいや
2.両方DVI-D接続だからDVI-D専用でもいいや
3.UWXGA(1920x1200)対応でなきゃ困る
4.ホットキー切替対応でないと困る
とかな〜り妥協して、行き着いたところはRATOCのREX-230XDA
ただこれ、付属の専用ケーブルのみしか使用できないので、レイアウトがかなり限られるんだよね。
でも背に腹は代えられないかぁ…。

DivX 5 Proの認証回数ってかなり増えたん?

SD品質で録画した番組はいつもDivX 5 Proで圧縮している。
画質はそこそこで、結構圧縮率が良いので重宝しているのだが、ライセンス認証がインターネット経由で、しかも認証回数が制限されていた。
しかも、ハードディスクがらみの情報をチェックするらしく、バックアップ用ディスクをUSBで繋いだり、ディスクを交換したりするとよく認証が解除されてしまい、その都度ライセンス認証し、上限回数に引っかかったらサポートに連絡して認証回数をリセットしてもらうと大変煩わしかったのだ。
ところが、最近は認証回数の上限になった旨のメッセージを見なくなった。
プログラム自体は入れ替えしていないので、認証回数の上限が変更になったと思われる。
その点は評価するが、面倒なのは間違い無いし、会社が潰れてしまったら認証そのものができなくなる恐れがあるので、どうせならインターネット認証そのものを無くして欲しいところだ。

スカイラインクーペ(CPV35)のバッテリーを交換してみた

購入してから4年経ち、ディーラーの点検でも弱っている旨指摘を受けたので、交換しようとディーラーに聞いてみると、バッテリー(純正の55B24L)を半額にしてもらっても2万円との事。
バッテリー交換は大した手間でも無いので、自分で交換する事にした。
まずは交換するバッテリーの選択だが、ディーラー交換費用より安いと思うあたりで上限15,000円に設定。
そうすると
Panasonicのcaos
BOSCHのMPS
この辺が評判が良くて値段も範疇内。
容量は純正の25%以上増で、メンテナンスフリー、3年保証というのもほぼ同じ。
caosの音質が変わるといううたい文句も気になったが、電源が安定すれば別にcaosでなくとも音質も安定するだろうと解釈し、BOSHのMPS-70B24Lに決定、ネットで早速注文、送料込みで13,500円、注文の二日後には届いた。
BOSCHのMegaPowerSilver
そうそう、バッテリーを自分で交換する場合は、先にバッテリーの処分先を確認しておいたほうが良いですよ。
安く買っても、処分料取られたら意味無いし。
ちなみにうちは、近所を徘徊している処分業者に無料で引き取ってもらいました。
さて交換作業ですが、まあ参照する人も居ないと思うが写真付きで手順を書いておきます。
さすがにバッテリーの場所がわからない人はいないと思いますが(笑)
メンテナンスハッチオープン(笑)
バッテリー周りのカバーを外さないとならないので、カバーの下のクリップを全部取り外します。(クリップは、センターピンにマイナスドライバを突っ込んでこじれば簡単に外れます。)
カバーのクリップ
カバーを外した状態、いじるのはバッテリーの端子(プラス、マイナス)とバッテリーの保持金具のみ。
バッテリー周り
バッテリーの端子は、必ずマイナス側から外してください。(ショート及び体に電流が流れるのを防ぐため。)
念のため、外した端子にビニルテープを巻いておけば、間違ってどこかに触れても安心。
その後、プラスの端子を外し、バッテリーの保持金具を緩めます。
端子除去状態
その後バッテリーを抜きます。(重いので、ある意味これが一番大変かも?)
その際バッテリーを倒さないように注意してください。(シールバッテリーでは無いので、液漏れする恐れがある。)
バッテリーを抜いた状態
バッテリートレイの大きさを見るに、もう1ランク大きいバッテリーでも大丈夫そうですが(寒冷地仕様のD23Lが載せられると思う)端子の大きさが違うのと、高性能バッテリーだとオルタネータの容量が心配になるので、見なかったことにしましょう(笑)
ちなみにこれがBOSCHのMPS(メガパワーシルバー!!)です。
70B24Lですので純正の27%増しです。
取っ手が付いていて交換するのに便利です。(数年に一回しか使わないが、笑)
BOSCH メガパワーシルバー!!(笑)
取りつけは最初の逆になります。
まず、バッテリーの保持金具でバッテリーを固定してから、プラス端子、マイナス端子の順に取り付けます。
覗き窓
ちなみにこのバッテリーは、バッテリーの状態が覗き窓からチェックできるのですが、それがウィンド側になってしまうのでチェックし辛いです。
MPS搭載後
後はカバーを取り付け直して完了です。
蓋を閉めて完璧?
交換後ですが、ドアロック解除の音からして違う(笑)
いかに今までのバッテリーがヘタっていたかわかります。
ちなみにオーディオですが、リアスピーカのとこの破魔矢のビニルが、スピーカの低音でビリつくようになりましたが、これがバッテリー交換の効果かは定かではありません(笑)

パソコン用後付地デジチューナカードは使い物になるか?

地デジ対応機器の普及率の悪さと、コピー制御無反応パソコン用受信機(いわゆるフリーオ)対策で、パソコン用地デジチューナーカード(後付品)の発売が解禁になりました。
アナログ時代は、非常に便利に使えたチューナーカード(TVキャプチャカード)でしたが、このデジタル時代使い物に………ならんやんか、ボケぇっ!!
なぜかと言うと、以下はDpaが示したパソコン用デジタルチューナーカードのガイドラインを見れば一目瞭然。
http://www.dpa.or.jp/images/bs/PCtuner-guideline1.0.pdf
要は著作権保護を優先し過ぎるあまり、視聴するための敷居が非常に高いうえ、パソコンならではのメリットをほぼ全て削がれてしまっているから。
以下は、ガイドラインに沿った製品を出しているメーカーが用意した視聴可能かどうかをチェックするツールである。
http://movie.buffalo.jp/buf-mov/pcastdigist/pcastdigist.exe
これで視聴可能と判定されるパソコンは、全体のうち果たして何割だろうか?
ちなみに、うちにあるパソコン4台全部不可だった。
理由は簡単、著作権保護に対応したビデオカードとディスプレイの組み合わせで接続していないから。
一番酷いのはメインマシンで、ディスプレイはHDCP対応DVI入力付きの液晶モニタなのだが、ビデオカードが、GeForce7600GTのHDCP未対応品のため不可。(能力的には全然問題無いにもかかわらずだ。)
しかしこのカード、まだ発売されてから2年経ってないんだよ?
下記のページに「■地デジ映像の画面出力対応表」というのがあるが、
http://buffalo.jp/products/catalog/multimedia/chideji/dt-h30_u2/index.html?p=spec
さまざまな組み合わせのうち「○」なのは三つしかない。こんなんじゃ、大半のパソコンは対象外ですわ。
運良く視聴可能な環境であったとしても、更に立ちはだかる制限の壁が…。
1.録画したファイルは暗号化され、録画したパソコンと地デジチューナーカード固有の組み合わせでないと再生できない。
固有というのが曲者で、地デジチューナーカード一枚一枚区別されるため、カードが壊れて同じ型の地デジチューナーカードを用意しても、以前録画したファイルは再生できない。
また、パソコンを厳密に区別するための固有情報というのは一般的に存在しないので、インストール時にどこかに判断するための情報を書き込むと思われるが、それが無くなると再生できなくなる可能性が高い。
下手すると、再インストールでせっかく録った番組が再生不能になる可能性も否定できない。(それどころか、録画したハードディスクから移動しただけで再生できなくなるという製品もあるぐらい。)
2.編集しようにも編集手段が無い。
CMカットしようにも、独自の暗号化がかかっているため市販の編集ソフトでは編集できないので、メーカーがツールを提供してくれるのを待つしかない。
一応どこも編集用ソフトを提供する旨言っているが、一般の編集ソフトをカスタマイズしたものになるのか、完全にオリジナルなツールになるのか不明。
ただ、ガイドラインに沿って真っ当な実装をしようとすると録画したファイルを直接書き換える必要があるため、一般の編集ソフトに手を入れるのは難しいであろう。(GOP単位で編集する、オリジナルのツールを提供するのがせいぜいと推測。)
3.外部メディアに保存できない。
各社とも対応予定にはなっているもののせいぜいDVDだ。(バッファローの一種のみBD対応予定。)
今のところ、iPodや携帯電話等に転送できるものは無い。
これもガイドラインに沿うと、コピーワンスの場合(世の中の地デジの放送ほぼ全てである)DVDに書き出すとパソコン上のファイルは消されてしまう。(ダビング10対応後は9回まで可能になるだろうが…。)
多分DVDといっても、著作権保護のためCPRM対応メディアが要求されると思われる。(PS2では再生できないし、リッピングも基本的には不可。)
各社の機能の違いは以下のサイトをチェック
■ 各モデルの特徴をチェック
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080430/pcdigi.htm
こんなんで何をしろと?(笑)
せいぜい、最初から大容量のハードディスクを用意して、容量の大きいハードディスクレコーダ代わりに使うぐらいか。(にしたところで、Wチューナ対応カードはまだ存在しないのでそれほど大容量のハードディスクが必要とは思えない。)
このために、ディスプレイやビデオカード、下手したらパソコン買い替えなんて馬鹿らし過ぎるし、そんな出費をするぐらいなら、地デジ対応レコーダとハイビジョンキャプチャカードの組み合わせの方が使い勝手が良い。
しばらくは様子見が無難と思われる。(大穴が見つかって大ブレイクという可能性もあるが、笑)

パソコンのCPUアップグレード

PV3やIntensity等のキャプチャカード等のおかげで、ハイビジョンソースのエンコードが増えたため、メインマシン(Intel Core2Duo E6600@2.7GHz)が毎日フル稼働(私の留守時も、笑)になってしまった。
これではいろいろ都合が悪いので、比較的簡単なところでCPUのアップグレードを行うことにした。
新しく発売されたCore2Duo E6850(3GHz)も魅力的だったが、現在E6600を2.7GHzにオーバークロックして使っているためクロック比にあまりインパクトが無いのと、エンコードに使用しているTMPGEnc4.0XPressがマルチコアに対応している事もあり、値下がりしたCore2Quad Q6600(2.4GHz)をチョイスした。(オーバークロック前提でG0ステップを選択ね。)
INTEL Q6600 CPU
入替作業自体は簡単(入替するための作業スペースの確保の方が大変、笑)で、マザーボードのファームウェアを最新のものにアップデートしたうえで、CPUを差し替えるだけ。
ただし、今回かなりの発熱が予想されるため、念のためワイドワークの高熱伝導銀グリス (WW-ST-801)を使用した。(CPUクーラーはE6600の時にサイズの刀2)に換装済み。)
エアフローは、元々ケースがタワー型で他の発熱物(ハードディスクや電源等)と分断されているうえ、付けられる所には全てファンを付けてあるので(その分稼動時は五月蝿いが、爆)特に問題はなかろう。
実際、換装後にCoreTempで温度を測定してみたが、室温28度で低負荷時が40度、高
負荷時で65度といったところで、特に問題がある感じは無い。
さて期待の換装後のベンチマーク結果だが、
TMPGEnc 4.0 XPressで、1920x1080i(2546フレーム)のソースを、MPEG2 MP@HL VBR 8M-25Mbps 2-Passの設定でエンコードをかけた場合、以下のようになった。
1.Core2Duo E6600@2.7GHz 11:28
2.Core2Quad Q6600@2.4GHz 07:13
3.Core2Quad Q6600@2.88GHz 06:06
4.Core2Quad Q6600@3.00GHz 05:51
さすがマルチコア、定格でもCore2DuoE6600@2.7GHzの1.6倍ほど速い。
特筆すべきは4のFSB1333MHz動作で、Core2ExtremeQX6850(14万円)と一緒(笑)
さすがに4だと長時間の安定動作には渇入れが必要なようなので、安定している3で様子見する事にした。
それでも元の二倍近くのスピードを叩き出している。
しかも負荷が分散されたせいか、前より体感速度が上がっている。(各作業をする際の、引っかかり感が薄くなっている。)
いやあ、お買い得お買い得。
これでかなりエンコードが効率化できるな(^^)v