HiFaceに代わる代替DDCの選択時の候補に挙がったRAL-2496UT1を発売するRATOCから、24Bit192kHz対応のUSBトランスポートRAL-24192UT1が発売されるそうだ。
RAL-24192UT1製品情報
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/ral24192ut1.html
これはUSB Audio Class 2.0対応で専用ドライバが必要ではあるが、RAL-2496UT1では1個であった音楽データ生成用の発振器を2個搭載し、48kHz系と44.1kHz系で切り替えて低ジッターを実現しているとの事。
バスパワーで駆動できるが、ACアダプターを繋いでセルフパワーにもできる。
楽天で、10個限定ACアダプター付きで予約を受け付けている。
http://item.rakuten.co.jp/ratoc/ral24192ut1/
USB AUDIO基板はDACへの組み込み用に回して、これを買うって手もあるなぁ(笑)
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PCをトランスポートにその12(代替のDDC)
結局M2TECHのHiFaceは、手持ちのメモリバッファ付きのDACと相性が悪く解決のめども立たないということでお蔵入り、代替としてPCM2704使用のDACをDDCとして利用していた。
安いチップではあるが、ビットパーフェクトが可能であることは以前確認済みであるし、ジッタは、DAC側のバッファにて吸収するので理論上は問題無いはず。(気分的な問題ではあるが、笑)
ただこのチップは48kHzまでのデータしか出力できないので、もう少し高性能なものが欲しいところ。
LT3080のノイズ(部品選定にはご注意)
LT3080はリニアテクノロジー社のの可変レギュレータで、抵抗1本で出力電圧がコントロールでき、最小2.2μFのセラミック出力コンデンサで安定という優れ物のレギュレータ。
FUJIWARAさんのところで頒布されている基板が手に入ったので、秋月でLT3080を買ってきた。
部品表に電解コンデンサとしか書いてなかったので、帰ってきた4390Dにでも使おうかと思い、出力コンデンサに手持ちのUTSJを使って組み上げた。
CF-T1とオーディオインターフェースの不具合
SSD化で復活?を遂げたCF-T1であるが、USBオーディオインターフェースを接続した場合に不具合が発生。
現象は、不定期で音が途切れたりブツブツ音が入るというもの。
CF-T1を持ち運び用PCトランスポートとして利用しようと思っていたため、この現象は致命的。
現象からするに、処理が間に合わず転送が間に合っていないような感じであるが、内臓音源では特に発生しないし、タスクマネージャでパフォーマンスを確認しても負荷がかかり過ぎているという感じでもない。
再生プレイヤーのタスクの優先度UPや、バックグラウンドサービスを優先にしても現象は解消されないし、USBインターフェースの相性問題も考慮して、試しにRATOCのPCMCIAタイプのUSB2.0インターフェースも投入してみたがやはり同じ。
CF-T1に接続した、USB2.0の外付けHDDやCD-ROMには不具合は発生していないので、Windowsのサウンド関連のDLLとUSBの相性問題とか、かなり根っこの部分に問題があるのかなぁ?
そんなん突き詰めてる時間が惜しいので、CF-T1にVistaをインストールという最後の手段をとることに(本末転倒、
笑)
ただ、一応動作環境はクリアしているはずなのに、XPからのアップグレードでは不明なエラーが発生してVistaがインストールできないので、クリーンインストールをする必要が出てきた。
ここで問題になるのは、CF-T1がPanasonic製ドライブで無いと外部メディアからのブートが行えないこと。
ノートPC用Panasonic製DVDドライブを私は所有していない。
仕方ないので、試しにデスクトップ用Panasonic製BDドライブ(笑)をUSB変換インターフェースで外付け化したものを使ってみたところ、あっさり認識、Vistaのインストールは問題無く完了した。
そのままの勢いで、SP1とSP2もインストールし、快適とは言い難いものの、CF-T1でVistaが起動するようになった。
SSDのおかげか、意外にも操作時の引っかかりは少ない。
ただパフォーマンスモニターでCPUが100%に張り付く場合が多いので、パフォーマンスオプションでパフォーマンスを優先し、不要なサービスを止めて、なんとか30%前後をキープするぐらいまで負荷を落とす。
その状態で、USBオーディオインターフェースから音楽を出力してみたところ…XPで発生していた音切れ等は一切発生しなくなった。
う〜ん、やっぱ根の深い問題があったのだろうか…?
まあこれで、とりあえずトランスポートとして使えるようにはなったので、よしとしよう。
DCU-F122W限定再発売!!
自身と知り合いのスワンに搭載して、非常に良い結果を引き出したParcAudioのバックロード向け10cmフルレンジDCU-F122Wであるが、200台限定ながら再発売するそうだ。
http://blog.goo.ne.jp/parc-audio/e/57bf27f2dad3653da1d975b49b10bb9d
スワン(スーパースワンではない)をお持ちの方は、騙されたと思って(笑)購入してみてはいかがだろう?