オーディオ関連残作業

ちょっと整理ということで、今オーディオ関連で仕掛かっている作業をリストアップ。
・AK4390使用DACの作成
・SCD-XE600へのデシメーションフィルタ(SACD→PCM変換基板)の組み込み
・角型スパイラルスピーカ(DCU-C171PP版)の仕上げ
・アンバランス→バランス変換回路の作成(BTLモグラアンプ用)
・4ch(アンバランス)/2ch(バランス)電子ボリューム回路の作成(BTLモグラアンプ用)
・4ch(パラ)/2ch(BTL)モグラアンプの作成
結構溜まってるなぁ(^^;)
スピーカの方はマニア氏が鳴らし込みを行ってくれているので、それが終わったら作業するとして、とりあえずはAK4390使用DACの作成とデシメーションフィルタの組み込みだな。
ただ、SCD-XE600の筐体がめちゃくちゃプアなので、それも何とかしたいところ。
8月中には両方何とかしたいなぁ…。

DAC検討その23 AK4390編

EMISUKE氏設計のDAC基板で独特なのは、
1.入力したデータはサンプリングレートコンバータであるSRC4192を必ず経由する。
2.AK4390にはモノモードが無いため、SRC4192後のXC9572XL(CPLD、プログラマブルロジックデバイスといって、回路をプログラミングで自由に設計できるLSI)で左チャンネルと右チャンネルのデータを分離し、左右のAK4390に供給している。
3.XC9572XLのクロックは24.576MHzで、基板上にクロックオシレータが存在し、SRC4192、AK4390等はそのクロックを基準にしている。
4.DAI等の前段のデジタル処理部と後段のDAコンバータの処理部とGNDアイソレータで電気的に分離されている。
5.DAコンバータの処理部のパスコンが全て電解コンデンサである。(電解使わなくても良いけど。)
6.DAコンバータ出力後のアナログ回路はオペアンプで構成されている。
気になるのは1と3かな?
SRC4192は、前回のFN1242でテストしてみてあまり芳しくなかったので、バイパスさせたいところ。
クロックについては、聴感上サンプリングレートの倍数の方が好ましい音がするので、CDが主体の場合は22.579MHzにしたい。
それぞれ、後ほどどうするか検討しよう。
さて次は部品選定。
電解コンデンサは、アンバランス出力のバイポーラを除けば全てパスコンとデカップリングであるので、全部低ESRで高周波特性の良いOSコンにする。
LPF構成用のコンデンサは、100pFは今回手に入れたPanasonicのオーディオ用PPSを使ってみる。
10pFと22pFはフィルムが手に入りにくいので、定番のディップマイカを使用する。
LPFの抵抗は精度が高い方が良いのでZ201…は高いのでVSR…も厳しいので、タクマンREYを多めに買い込んで、抵抗値が揃っているものでとりあえず組んでみよう。
あと出力保護用の抵抗は、定番?のNS-2Bとしよう。
肝心のオペアンプだが、個人的にデュアルでは最強と思っているLT1364を今回はチョイス。
LT1469も捨てがたいんだけど、まあ出来上がった後で交換してみるか。
金額はトータル15,000円ぐらいかな?
さて、明日にでも買いに行くとしよう。

DAC検討その22

DAC製作は、一度手を出すと歯止めが効かなくなってしまうかもしれないと危惧していたが、やはりやってしまった(^^;)
今回手を出したのは、EMISUKE氏が領布されているAK4390使用のDACである。
http://www.geocities.jp/aaa84250/
AK4390は、旭化成(あのイヒの旭化成)が誇る32BitDACチップで、なかなか入手し辛いようなので無くなる前にということで(爆)
で、届いた基板。
DAC AK4390
一緒に電源部も領布されているのだが、FN1242Aとの比較もあるので電源は流用する事にした。(場合によっては、簡単にDACが切替できるようにするかも。)
今回のキットは、アナログ部はオペアンプなので比較的楽ができるかな?(オペアンプ選択に悩みそうだが、爆)
FN1242使用のDACについては、ASRCのテストまでで一旦休止して、AK4390のDACが一段落したら、パラ化とか試してみるとしよう。

ASRC&DAC検討その21:SRC4192の試聴

前回、FN1242A使用のDACであるDAC1242-2と、SDRAMメモリーDAIの間にSRC4192を追加したので、今回は、それを知り合いのマニア氏のところに持ち込んで試聴してみた。
ちなみにスピーカは、私が預けているDCU-C171PP使用の角型スパイラルスピーカ。
氏はこのユニットを結構気に入ったようで、購入を検討中とか(笑)
それはさておき、SRC4192で176.2KHzにアップサンプリングされた音はどんな塩梅か?
全体的に音の輪郭線が細くなり、精細感はアップしたように感じられるが、音の広がりは狭くなり、ボーカルは後ろに少し引っ込む。
特に女性ボーカルの高域のシャウト、耳から入って後頭部をゾクゾクさせるような感じがかなり薄れてしまう。
無帰還アンプなど、生々しさ重視のアンプだとその現象が顕著だ。
マニア氏も概ね同様の評価であった。
かっちりとした鳴り方が好みなら問題無いのかもしれないが、FN1242Aの独特の高域がスポイルされてしまい、私的にはあまり好ましくない。
いろいろ試聴した結果、SRC4192は外してしまいました。
う〜ん、やっぱりオーディオは難しい(^^;)
まあ、試聴に使用したDCU-C171PPのポテンシャルの高さが確認できたので、良しとしよう。

ASRC&DAC検討その21:SRC4192の試聴

前回、FN1242A使用のDACであるDAC1242-2と、SDRAMメモリーDAIの間にSRC4192を追加したので、今回は、それを知り合いのマニア氏のところに持ち込んで試聴してみた。
ちなみにスピーカは、私が預けているDCU-C171PP使用の角型スパイラルスピーカ。
氏はこのユニットを結構気に入ったようで、購入を検討中とか(笑)
それはさておき、SRC4192で176.2KHzにアップサンプリングされた音はどんな塩梅か?
全体的に音の輪郭線が細くなり、精細感はアップしたように感じられるが、音の広がりは狭くなり、ボーカルは後ろに少し引っ込む。
特に女性ボーカルの高域のシャウト、耳から入って後頭部をゾクゾクさせるような感じがかなり薄れてしまう。
無帰還アンプなど、生々しさ重視のアンプだとその現象が顕著だ。
マニア氏も概ね同様の評価であった。
かっちりとした鳴り方が好みなら問題無いのかもしれないが、FN1242Aの独特の高域がスポイルされてしまい、私的にはあまり好ましくない。
いろいろ試聴した結果、SRC4192は外してしまいました。
う〜ん、やっぱりオーディオは難しい(^^;)
まあ、試聴に使用したDCU-C171PPのポテンシャルの高さが確認できたので、良しとしよう。