ようやく対応、パソコンで地デジ編集

録画した番組の編集をしようとTMPGEnc 4.0 XPressを立ち上げたところ、ベガシスからのお知らせが入ってきた。
バッファロー製PC用地上デジタルチューナーとTMPGEnc MPEG Editor 3の組み合わせに限り、地デジ番組の編集が可能になったとの事。
パソコン用の地デジチューナーが発売されて二年が経過し、やっと可能になった地デジ編集。
ベガシスとバッファローの関係者の努力には頭が下がる思いだが、言葉の節々にユーザーの利便性を削ぐだけの不必要なコピーガードが無ければ、もっと対応が早かったのにという担当者の苦悩が見え隠れするようだと思うのは穿ちすぎか?(笑)
まあ、地デジの普及率が悪いんで、ようやくパソコンでの編集の許可が下りたってところでしょう。
最初は、パソコン用デジタルチューナーなんか出さないなんて鼻息荒かったのにねぇ、溺れる者はワラをも掴むといった状態ですな=:[
まあ対応したところで、私はもう戻らないけどね!?:wink:

PCをトランスポートにするその8(USB転送のバイナリ照合)

さて、引き続きPCM2704+ASIO4ALLの転送テスト。
せっかくなので、今回はCDのリッピングから転送までという事で、適当なアルバムの一曲(3分強)をEACでWAV形式でリッピング、先の手順で再生・録音してできたWAVファイルと照合してみた。
Lilithでの再生
S/PDIFの録音
結果
・CD上のデータとリッピングしたWAVファイルはバイナリ一致。
・リッピングしたWAVファイルとWAVファイルをPCM2704+ASIO4ALLで出力したS/PDIF信号を録音したWAVファイルもバイナリ一致。
バイナリ照合
少なくともうちの環境では、Lilith+PCM2704+ASIO4ALL+安ケーブルの組み合わせでも、データの欠落無しで転送できている(CDの信号を劣化無く出力できている)ということです。
ならば、
・転送モードがアイソクロナス転送でもデータを欠落させずに転送できる。
・電気的特性、光学的特性、正常な接続状態がクリアできていれば、安価なケーブルでもデータの欠落は発生しない。
訳で…う〜ん、高級USB関連商品メーカー・販売店に、音質が良くなる理由を論理的に説明して頂きたいですね:wink:
少なくとも、自分で試聴して購入した方が良さそうですな。:lol:
まあデータ転送結果のみでの話であるので、音質うんぬんを言うのであればジッタ対策やアナログ回路へのノイズ対策は必要でしょうが、リッピングデータをメモリバッファ搭載のDACで再生するのであれば、DDCはPCM2704で十分かも?:ase:
まあ最終的な判断は各人でね:wink:

本日の購入品 I-O DATA HVL1-G1.0T(DLNA、DTCP-IP対応LANハードディスク)

I-O DATA HVL1-G1.0T(DLNA1.5、DTCP-IP1.2対応LANハードディスク)
箱です
DLNA1.5およびDTCP-IP1.2に対応したLANハードディスク(NAS)で、スカパーHDチューナーからの直接録画と対応しているレコーダへの録画番組のムーブが可能。
BUFFAROのNASもファームアップで対応したが、先にリリースしていて一応実績のある方が固いだろうとこっちを購入。
まあ、対応レコーダをスカパーHD録画専用にするならこれは不要だが、汎用的に使う(地デジやBSの録画もする)なら、あった方が便利。
裏だったりする
ちなみに、TOSHIBA REGZAのLAN接続ハードディスクとしても使えるが、録画番組をDLNAで共有するには同じハードディスク内でムーブする必要があるため、あえて使う意味は無いだろう。(つうかもったいない。)

PCをトランスポートにするその7(PCM2704+ASIO4ALLの転送テスト)

現在手元にあるUSBオーディオ機器は、件のHiFacePCM2704利用の自作品EDIROL UA-25がある。(あと正体不明の低価格5.1chサウンドユニットはあるが、デジタルアウトが無いのでトランスポートとしては使えない。)
HiFaceは専用ドライバ、UA-25はASIOに対応したドライバがあるので、Windowsのカーネルミキサーを経由せず(リッピングしたデータのまま)USBオーディオ機器に転送できる。
ただUA-25は、動作安定化のために音声データの生成クロックがPCのクロックから作られており、ピュアオーディオ用途にはあまり向かないのでは?と思われる。(高音質化のために、生成するクロックに対して色々手を加えてあるようだが。)
PCM2704は、Windows標準ドライバでカーネルミキサー経由での接続になるので、本来ならアウト。(カーネルミキサー経由でも条件が揃えば無加工で出力できるのだが、その筋の人は納得しないようなので今回はあえてスルーする、笑)
ところが世の中よくしたもので、USBオーディオ機器を無理やりASIOに対応させるASIO4ALLなるドライバが存在する。
これが真っ当に動けば、PCM2704もカーネルミキサーを経由せず、対応する周波数(32KHz、44.1KHz、48KHz)について無変換で転送が可能ということになり、安価なDDCとして使えるという事になる。
そこで実際に転送テストをしてみる事にした。
ちなみにこのテストは、アイソクロナス転送でデータ化けするかのテストにもなる。(PCM2704はアイソクロナス転送なので。)
オーディオ向けUSB機器の広告のなんかで、そのUSB機器が良い理由の一つにアイソクロナス転送でない事が書いてあったりするけど、エラー訂正の必要が無ければ関係ない話である。
ついでに安ケーブル使って、高級ケーブルへのアンチテーゼにしてしまおう(笑)
ということで、PC-A、PC-B二台のPCを用意して、PCM2704をASIO ALLをインストールしたPC-Aに接続。
UA-25はPC-Bに接続し、PCM2704の光出力端子をUA-25の光入力端子に接続する。
そうすると以下のような接続形態になる。
PC-A→USBケーブル→PCM2704→光ケーブル(S/PDIF)→UA-25→USBケーブル→PC-B
PCM2704 to UA-25
接続に使用したUSBケーブルと光ケーブルは、どこで買ったか忘れたが数百円程度の安ケーブル。(規格には沿ってますよ、もちろん。)
この状態で、PC-AでLilithでWAVデータを再生し、
Lilith
PC-BでREAPERで録音する。
REAPER 0.999
無劣化であれば、PC-Aで再生したWAVデータとPC-Bで録音したWAVデータは一致するはずである。
まずは、スイープ信号の入った6秒程度のWAVデータ(44.1KHz、16Bit、モノラル)を再生&録音してみた。
照合ソフトはこの手のテストで有名なWaveCompareを使う。(音声データの前後の無音部分を自動的に省いて照合してくれるので便利。)
さて結果は………おお、バイナリ一致!!
見事バイナリ一致!!
頭では判っていたが、実際に一致すると嬉しいなぁ(笑)
さて、次はもう少し長いWAVデータでテストしてみるかぁ。

PCをトランスポートにするその6(New HiFace発売?)

前の書き込みでM2TECH HiFaceの問題点を記載した。
旧バージョンHiFace
要は、HiFaceが出力するS/PDIFフォーマットのCHANNEL_STATUSに、サンプリングレートの情報が載っていないため、DACによっては再生速度がおかしくなってしまうというもの。
日本の代理店に問い合わせしたところ「問題点は把握しておりドライバの改良を進めている」旨の回答を得たが、二ヶ月近く経ってもリリースされない。
そのため、直接M2TECHに問い合わせてみたところ、こういう回答が返ってきた。
「ドライバではなくハードウェア上に問題があるので、一月後に新しいバージョンのHiFaceをリリースする予定である。」
ドライバではなく、少なくともファームウェアのアップデートは必要と思っていたのでやっぱりなと言うところ。
そういう訳で、新しいバージョンがファームウェアの事を言うのか、物理的な改良を言うのかまでは確認していないが、少なくとも新バージョンが発売されるまではHiFaceは買わない方が無難なようだ。
ところで手元の旧バージョン、物理的な改良だったら交換してくれるんだよね?:ase: