スワンmk2+MG100HR-Sその5

ということで(どういうこと?)スワンmk2のカットサービスをMAKIZOUさんに発注。(ただし首から上だけ)
実は、大昔スワンmk2を組む際「こんな事もあろうかと」首と胴体を接着して無かったんですな。
よって、首から上だけ複数作れば比較的簡単にユニット交換可能。
今度行おうとしている首実験や、お気に入りのユニットが複数になった場合に、その日の好みに応じてユニットを選ぶなんて事も、場所をあまり取らずに可能な訳です。(さすがに実家でも複数のスワンを置くのはちょっと躊躇われるので、笑)
ただMAKIZOUさんは今忙しいそうで、納期が六月になってしまうのがちと難点。(次回の帰郷に間に合わせたかったんだけど。)
ちなみに、角型スパイラルスピーカに引き続きカットサービスを依頼したMAKIZOUさん、精度も良いし価格も安くてお勧めです。
ここを見て、スワンmk2を組み立てたくなった方はぜひどうぞ(笑)
スワンmk2普及委員会(上面開口倶楽部)秀:wink:

本日の購入品 APC RBC7L(Smart-UPS SUA1500J用交換用バッテリキット)

APC RBC7L(Smart-UPS SUA1500J用交換用バッテリキット)
RBC7Lの箱です
初回ぐらいは正規品を購入しようという事で、3万円弱でAPC純正品を購入。
安くあげたいのなら、国産のバッテリーを使用したそのまま差し替え可能な互換品が、オークションや以下のサイトで入手できる。
天翔電源製作所
ただ、互換品なのに2万円ぐらいと微妙な値段。(個人的には、半額ぐらいが相場と思う。)
格安であげるなら、秋月あたりで入手できるバッテリーなら1万円程度だが、逆にそこまで安いと何年もつか不安だ。
まあ、うちの環境では必須なので、あまりケチりすぎないようにしよう。
バッテリー不良アラート
バッテリー不良ランプ点灯
古いバッテリーを取り出す
旧バッテリー
新しいバッテリーを箱から取り出す
新バッテリー
旧バッテリーと取り替える
新バッテリーと交換
自己診断完了
アラート消灯

スワンmk2+MG100HR-Sその4

MG100HR-Sが発売されて一年経ちましたが、ネット上のMG100HR-Sの記事は意外に少ないです。(発売されてすぐなのに、FE103En-Sの記事は結構あるけど。)
やっぱ高かったのと、FE系と音の傾向が違うのと、スーパースワンに合わない(低域が出過ぎると思う)ので、使わずに死蔵している人が多いんですかね?
もし使う予定が無く死蔵しているようなら、予備として欲しいのでペア半額ぐらいで譲って下さい(笑)
スワンmk2とMG100HR-Sの組み合わせが個人的なツボにハマったので、この状態を長く維持したいんですが、このユニットは二度と発売されないような気がするので、予備は確保しておいた方が無難かなぁ?と。
少し緩いがボリュームたっぷりの低域と、滑らかで良く伸びる高域は結構癖になります。
ソースや機器の癖を暴きだす本来のスワンとは対極の位置になりますが、肩ひじ張らずにゆったり音楽を楽しむのには、こちらの方が合っていると思いますね。
ただ、ハイスピードな張り出した中高域も捨てがたいので、FE103En-Sも手にいれた事だし、ヘッドユニットを複数用意して交換可能にしようかな?(笑)
そういえば測定データを掲示していなかったので、公開します。
無響室ではなく、普通の部屋で測定していますので、あくまで部屋の特性まで含めて測定している事を加味してください。
スワンmk2+MG100HR-S in マイルーム
まあそれなりに乱れはありますが、注目すべき点は、スーパースワンで発生する低域の盛り上がりが無い事と10cmフルレンジ1本で40Hz〜20kHzまできっちり出ている事でしょう。
まるでFOSTEXが、「スワンをスーパースワンと勘違いして取り付けて、MG100HR-Sの特性を追い込んだのではないか?」と思ってしまうぐらいです(笑)
参考までに、知り合いのスワンa+FE108EΣの測定データと見比べてみましょう。
スワンa+FE108EΣ in B'sルーム
FE108EΣは23kHzまで出ることになっていますが、個体差なのかf特の13kHzからの落ち込みがカタログ上のグラフより大きいようです。(800Hzあたりのくぼみは部屋の影響でしょう、うちの部屋に持ち込んで測定した訳ではないので。)
※800Hzあたりのくぼみは、FE108EΣの特性のようです。
測定前の試聴時に高域の伸びの物足りなさを指摘したのですが、測定結果がそれを裏打ちした格好になってちょっとビックリです(笑)
低域もうちのに比べれば落ち込みが早いです。(それても50Hzは確実に出てますが。)
赤がMG100HR-Sのスワンmk2
まあ測定値が全てではありませんが、並みのマルチウェイが霞んでしまう理由の一端が見えると思います。
ちなみにHelix-AG220Z+DCU-C171PPだとこんな感じです。
角形スパイラル+DCU-C171PP in マイルーム
クロスのつながりが悪いのですが、時間が無くてまだ手を入れてません(爆)
さて、FE103En-Sを試せるのはいつになるかな?

本日の購入品:Interface 2010年6月号(CQ出版社)

Interface 2010年6月号(CQ出版社)
Interface 6月号
主に、パソコンのハードウェア(外付け制御デバイス)の情報誌、今月号は付録としてSH-2Aというマイコンが付属している。
SH-2A
SH-2A(SH7262)には、標準でS/PDIFインターフェースが搭載されているので、DDコンバータを自前で作るのに使えるかと思い購入。(と思ったら同月号の紙面にその記事が載ってた。)
PCとのI/FはUSB、S/PDIF用のクロックとしてシステム用とは独立した発振器を搭載可能なので、高精度のDDコンバータが作れそうだ。(CDリッピングファイル再生専用とか)
しかし、マイコンとはいえクロックが144MHzでメモリが1MBとは…昔Z80でクロックが4MHzでメモリが64KBと騒いでいたころが懐かしい(笑)
ただ、実際に作り始めるのはいつになるかな?:ase:

脳内妄想:SACDが無くなる?

SACDは、CDより高音質ということで鳴り物入りで投入されたが、結局普及に失敗。
失敗の原因は、大多数の人はそこまでの高音質を求めていなかったという事ではないかと思う。
私的には、厳しすぎるコピー制御(携帯機器に転送はできないわ、外部DACは繋げられないわ等で使い勝手が悪すぎ)も一因の一つだと思っている。
最初からCDを置き換える前提で、CD/SACDのダブルレイヤーで、携帯機器やPCへはCD部分で対応なんて状態だったら結構違ってたかもしれないけどね。
一応それでも、高音質というメリットだけで細々とオーディオマニア向けのフォーマットとしてなんとか生き残ってきたが、そろそろ存続自体が危なくなってきたようだ。(CD自体の生産も半減している状態で、CD以外のフォーマットなど対応してる余裕は無いのだろう。)
まあ失敗して撤退するのはやむを得ないが、問題になるのは購入済みのソフト。
音源を移行しようにもコピー制御が厳しくて、リッピングはできないわデジタルコピーはできないわで、プレイヤーが壊れたらせっかく買ったSACD(音源)がただのゴミになる。(アナログコピーはできるが、それでは本末転倒だ。)
まあ、著作権利者側は、新フォーマットが出たら全部買い換えして欲しいのだろうけどね。(料金の二重取りだと思うんだが…。)
撤退の際には、SACDをリッピング可能にするソフトを公開するとか、遺恨を残さずに幕引きして欲しいところ。
そうなったら、逆にSACDが盛り上がってしまうといった事態になりそうな気もするけど(笑)
いずれにせよ(著作権利者側の意向で)著作権保護を強固にしたいのは判るが、フォーマットを提供する側はもう少し広い視野で、ユーザーの使い勝手や、将来新しいメディアが普及した場合のユーザー資産の移行も加味してコピー制御を考えて欲しいものだ。