2時間半の映画で19回のCMが…

偽妹に、録画してあった映画のDVD焼きを依頼された。
ソースは年末に放送された某アイドルグループの映画。
マニア?と思われている身としては、そのまま焼いて渡すのも芸が無いと思い、CMカットぐらいしてやろう作業を始めたのだが…
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!、いったい何回CMが入るんだぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
たかだか3時間(実時間2時間半)の番組に19回もCMが挟まっているうえ、下手をすると数カットでCMなんていうパターンもありげっそり。
しかも提供企業のCMだけでなく、合間にその映画の続編のカット等を散りばめてと、非常にあざとい。
平均7分に1回CMだなんて、こんなんで映画に集中できる訳無いでしょ?
結果、文化を破壊しているのはやっぱりこの業界なんだなぁと再度実感した次第。

本邦初公開? YAQIN 6J1×2 真空管バッファアンプの中身

ということで、もしかしたら国内では初公開かもしれないYAQIN 6J1×2 真空管バッファアンプの中身を公開!!
って誰も期待してないか(笑)
まずはマニュアル…はたしてマニュアルと呼べるかどうかも微妙なもの。
マニュアルその1
マニュアルその2
ちなみに110V版のヒューズは、マニュアルの写真と違ってACインレット内蔵タイプになっています。
さて中身はどうなっているか?
裏返してパネルを外してみると「むぅ…」見ての通り非常にシンプルです。
真空管バッファアンプの中身
部品は、電源トランス、電源用電解コンデンサ、ダイオードブリッジ、抵抗、5極真空管、フイルムコンデンサ、LEDこれだけです。
メーカー?の言葉通り手配線だけど「ほう!!」と感心するような美しい配線ではないですね。
手配線といえば手配線
まあ、手配線で最短距離を結ぼうとした努力は評価しましょう(笑)
回路のベースになっているのは、以下のサイトの1-bと同様のカソードフォロアのようです。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/follower.htm
音声信号経路は、フィルムコンデンサ→真空管→フィルムコンデンサとなっています。(抵抗は直列には入っていません。)
ちなみに、マニュアルによるとフィルムコンデンサはMKP(WIMA)ということになっていますが、真偽のほどは不明です(笑)
とりあえず、出生は非常に怪しいものの、回路・部品等は、オーディオを分かっている人が設計したものであるのは間違い無いようです。

モグラBTLアンプの作成その2(アンバランス→バランス変換回路の作成)

BTLアンプは、2つのモノアンプに正相と逆相の信号を入力して1本のスピーカを駆動するように構成したもの。
ただ、正相と逆相の信号が必要となるので、アンバランス出力(通常のRCA端子)の機器をはそのままでは接続できない。
そこで、アンバランス→バランス変換回路を作り、アンバランス出力でモグラBTLアンプを使えるようにする。
気分的にはシンプルにトランスで変換したいところだが、良質なトランスは入手性と価格がネックなので、今回はバランスドライバICのSSM2142を使用する。
ただ内部回路はオペアンプなので、多少の色が付く可能性あり。
まあ、メインソースはDACのバランス出力なので、アンバランスについてはとりあえず使える程度でいいかな?
SSM2142を使うには、+-15V程度の電源が必要なので、まずは手持ちの部品で+-15Vの電源をでっちあげる。
これは、LM317とLM337を使った標準的な+-15Vの電源回路。
シンプルな電源回路
カーオーディオ用のでっかい電解を今回使ったので、非常にシンプル。
こっちはユニバーサル基板に組み上げたアンバランス→バランス変換回路。
アンバランス→バランス変換回路
SSM2142は良くできたICで、ほぼ周辺回路なしでアンバランス→バランスが行えるため、非常に部品点数が少ない。
コネクタを仮に繋いで動作チェック。
コネクタの仮付け
最初音が出なくて焦ったが、モグラBTLアンプの入力切り替えを忘れていただけだった(笑)
動作テスト
ということで無事アンバランス出力も、モグラBTLアンプで鳴らせるようになった。
ちょっと聴いたところそれほど色はついていない感じだが、サ行がちと耳につくかな?
しばらくエージングを続けてみるか。

コメント禁止IP削除のお知らせ

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書き込み出来なかった方は、書き込みテストをしてみてください。
よろしくお願い致します。

本日の購入品 YAQIN 6J1×2 真空管バッファアンプ

こんな箱でした
中国のYAQIN(雅琴社)の真空管バッファアンプ
6J1真空管を二本使用したステレオバッファアンプで、メーカー曰くソースとアンプの間に挟むことで、デジタル臭い音を柔らかな音に変えるとの事。
その筺体の中には中国四千年の秘宝が詰まっている…訳ではなく、中身は単なる5極真空管利用のバッファ(アンプ)回路である。
YAQINは、純中国産、真空管、怪しさ爆発の超低価格と三拍子揃っているせいか、国内オーディオマニアからはほとんど相手にされていないようで、国内のサイトでは情報がほとんど見つからないが、聴いた事がある人の話では、値段からすればずいぶんまともとの事。(品質の安定性に難あり…ようするに当たり外れが多い。)
実は、現在検討中のバランス対応の4ch電子ボリュームの後ろに、バッファ回路を、できれば真空管バッファをと考えていたのだが、比較的簡単な回路とは言っても、半導体に比べれば4ch分の電源やらなんやと結構な手間とお金がかかる。
そこで破格値の、YAQINの真空管バッファアンプを使ってみたら?と思った訳だ。
当然、バランス出力対応にするために2セット購入、なんと2セットで15,000円強(爆)
意外とコンパクト?
品質が心配だが、大して難しい回路でもないので、最悪手を入れればなんとかなるでしょ(笑)
ちなみに6J1という怪しげな球であるが、実は6AK5の互換球なので、6AK5 5654 6BC5 403A EF95 6AK5W CV4010あたりと差し替えてみるのも面白いかも。(音質の割に値段も安いし)
ということで、とりあえずエージング中。
とりあえず暖めてみないとね
さて、どんな音がするかな?